②デグーペレット大きく分けて2種類

すでに小動物を飼育している方なら、そんなの当然知ってるよ！な、お話かもしれないけど

ペレットフード初心者の方に向けて一応この説明をしておきます。

「デグーペレット」とは書いてますが、デグーだけに関わらず、うさぎ、モルモット、チンチラなどの歯が伸び続ける齧歯類のペレットはみな基本的に同じように考えられます。

▼イースターさんの以下の記事も、ペレット選びの参考になるので読んでみてください

ペレットの選び方【前編】 | セレクション村アニマルカフェ【イースター株式会社】

yeaster-cafe.net

ペレットの選び方【後編】 | セレクション村アニマルカフェ【イースター株式会社】

yeaster-cafe.net

ペレットフードは大きく分けて２つの製法で作られます。

ハードペレット

【見た目】

表面がツルツルしている
【製法】
粉末原料を熱をかけずにギュッと圧縮して形成する。（コールドプレス製法）

【特徴】

◯硬い

◯熱をかけないのでビタミンなどの熱に弱い成分の変性が少ない

◯固めただけなので劣化は早い

ソフトペレット

【見た目】

表面がガサガサしている
【製法】

粉末原料と水を混ぜ合わせ、『熱と圧』を加え発泡させて作る

【特徴】

◯ホロホロ、サクサクとくずれる（やわらかい）

◯熱をかけるので製造時にビタミンなどの熱に弱い成分が変性（減る）する可能性が高い

◯劣化のスピードは遅い

上の特徴だけを見ると

ハードペレットもソフトペレットも

どっちも一長一短なのですが

栄養価だけでなくデグーの歯に与える影響も考慮

何度か過去ブログにも書いたことがありますが

我が家のかかりつけのエキゾチック専門病院の先生はハードペレットが大嫌い。

「歯根に悪い！」

とほとんど目の敵にしています。

一昔前（10年前くらい？）は

「ハードペレットが歯の伸びすぎを防ぐ」

と言われていて、売られているのもハードペレットが主流だった。

でも今は市場で売られているものもソフトペレットのほうが主流になっているのは、そういうことなんだと思います。

ソフトペレットの製造時のビタミンの消失のデメリットについては、製造時に多めにビタミンを添加しておくなどで、消失分を補っているはずです。

だから今の業界の主流の考えとしては

「ソフトペレットの方が歯によい」

となっています。

じゃあ、我が家はソフトペレットしか購入していないかといえば、そうでもない

そのへんはおいおい書きますよ

▼参考）飼料用ペレットはこんな感じの工程でで作られるそうです

飼料工業における造粒（高山幸英）

https://www.jstage.jst.go.jp/article/sptj1978/16/6/16_6_331/_pdf

③デグーペレットに続く予定

次回は原料によるペレットの選び方など

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ぼんてん本日の体重：246.0g

銀河本日の体重：311.0g

梅ちゃん本日の体重：1021g

百合ちゃん本日の体重:1540g

デグーの梵天一家の

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