デグーの「部屋んぽ(部屋散歩)」とペットフェンス | デグーのぼんてん

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デグーの梵天&銀河、モルモット梅、うさぎの百合、齧歯達の暮らしと飼い主の雑感

今日は我が家で使っている部屋んぽ用のフェンス等について

紹介したいと思います。

 

あくまでも、いち飼い主の工夫として行っていることであり、その結果について責任は負いかねますのでその点はご了承くださいませよ。

 

そもそも、

我が家初めてのペットであり初めてのデグー、梵天をお迎えにブリーダーさんをお訪ねした際、契約時に

「部屋んぽは危険がいっぱいだからさせないでください。」

「手の上で遊ばせるくらいにしていください。」

といきなり言われた私。

 

▼譲渡契約書類のなかの1枚。突然の部屋んぽ禁止が申し渡された。 突然のことで戸惑いましたが、

当時はデグー飼育の経験も知識もなく

「ぜひ部屋んぽをさせたい!」と思っていたわけでもないので

そのまま「はい」と答えました。

 

むしろ、ネット上の情報から「運動のために部屋んぽはさせないといけないのかな?」と思っていたので、「させなくてよいのならこれ幸い」と思いました。

 

にもかかわらず、その約束を早々に破ることになってしまったのは

ケージに差し入れた手の上だけで遊ばせようとした梵天が、

勝手に手を伝って外へ外へと脱出してくるようになったからです。(言い訳ですけれど)

 

それから1年余が過ぎた今、これは私個人の考えですが

現在市販されている何冊かのデグー飼育書のなかでも、部屋んぽは禁止されておらず、上手な部屋んぽの仕方などが紹介されているくらいなので、「部屋んぽは一切ダメ」とは一概には言えないと思います。(逆に「ぜひ部屋んぽさせるべきだ」とも思っていませんが。)

 

一方で、

そのブリーダーさんがわざわざこのような契約時のペーパーを作ってまで、部屋んぽを禁止するのは、実際にそんな危険な目に遭い不幸な結果になったデグーさんを多く見聞きして来られたからだと思います。

ご自身が大切に育てあげたかわいいデグー達が、飼い主の安易な部屋んぽによって、辛い、痛い目に遭ったり、最悪、命を失うことになるのは耐えられないというお気持ちだったのだと思います。

 

そんな経緯もあって、

我が家の部屋んぽは、思いつく限りの細心の注意を払って慎重に行う努力をしています。

 

▼今日の梵天

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デグーにとって危険なもの「コンセント、コード類、誤食しそうな観葉植物や物などの危険物を遠ざける」「高い所から飛び降りる危険の回避」「人間がいっしょにいる時は踏まないよう片時も目を離さない」

などは、この1年なんとか守ってきました。

 

そのなかで役に立ったのがペットフェンスです。

デグーの部屋んぽする場を、このペットフェンスで囲ったなかに限ることで、そこに危険なものを置かなければたいていの危険は回避されます。また、我が家のように賃貸に住んでいる場合、彼らの「ガジガジ」被害による賃貸物件の損傷を避けるメリットもあります。

まだ一度も、壁や床をかじられたことはありません。(これからもありませんように!)

 

【全体図】

 
■ペットフェンス
我が家では50㎝×70㎝のペットフェンスを使っています。
半透明タイプですが、向こう側の空間が見えるのは実はあまりよくなくて、デグーがフェンスの向こう側に行きたがります。透明ではないほうが跳んだりかじったりは減ると思います。設置が簡単ならば、色付きのプラダンとかでもいいと思います。
 
▼飛び付いてフェンスの向こう側へ行こうとするチビの頃の梵天
「あっちにまだオイラの領土にしてない未開の地が見える!」(梵)
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ちなみに50㎝は軽々とジャンプして跳び付きます。
70㎝までは跳べないけど、たまたまそこに飼い主のヒザや肩などがあると、それを足がかりに70㎝でも跳びつきます(^^; 
なので、我が家では一部を除いては50㎝をつなげて基本1メートルの高さにしています。
 
▼フェンスはこちらを使っています。
似たようなフェンスはネット上のあちこちに売っているので別にどれでもよいのですけど、ここのフェンスのよいところは、真ん中あたりに穴が開いていて「結束バンド」でしっかり結合することができます。
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■結束バンド

実は上に紹介したフェンスには付属として「結束バンド」もついているのですけど、

細くてやや頼りないので、我が家では結束バンドは別途購入したこちらのサイズを使っています。

 

 

■ネオジム磁石

ペットフェンスを組むにあたってもう一つ重宝しているのがネオジム磁石です。

 

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うちは1㎝四方のものを使っていますが、あまり小さ過ぎると万が一落としたりしたものをデグーが誤飲してはいけないので、これよりも小さいサイズのものは避けたほうが良いのではないかなと思います。強力な分、乱暴にはがすと割れやすかったりするので、そこは注意が必要です。

 

 

 

パネル枠の部分ならどこでも、この磁石でくっつけることができるので、フェンスを重ねて使いたい場合などにとても便利。強度の補強にもなります。

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そして、

このタイプのフェンスのパネルは角に穴が開いているのですが、これがデグーのかじり心をくすぐります(^^;

かじって穴を大きくして向こう側(未開の地)に行く魂胆です。

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そんな時は、そのかじりポイントに、パネルを1枚ではなくて磁石を使って2枚ぴったり重ねておくと、1枚パネルをかじっても向こうへ行けないと諦めて、かじらなくなります。

(※あくまでも我が家の場合ですので、同じ結果にならなくても悪しからず)

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ちなみに、最初の全体図の青い矢印で記した壁に沿った場所については、壁がフェンスの向こうに見えるので、「向こう側に行っても壁しかなさそうだ」と彼らも最初から諦めるみたいでかじったり、跳んだりもしません。

 
 

部屋んぽスペースの出入り口部分は人間が出入りしやすいよう50㎝の低めの高さにしていますが

このような2重フェンスにしています。

 

 

手前のフェンスを跳びこえて出ても、もう一回フェンスがあるので、そこで取り抑える計画です。

ただ、不思議なことにこの2重フェンスを跳んで越えようとしたことは過去にはありません。

2重になっていることで、向こう側が見えづらいからなのかはわかりませんが、すぐ隣の梅ちゃん宅側には行こうとするので、何かがあるのでしょうね。

 
上記はあくまでも一個人の飼い主の工夫として行っていることと、その結果でしかないので、同じようにやっても、うまくいかなかったという結果について当方は責任は負いかねますのでそこは自己責任ということでご了承ください(^^;
 

▼今日の銀河

 

▼今日の梅ちゃん

そういえば、モルモットも部屋んぽさせますが、

モルモットの部屋んぽはダメという意見を見ないのは

 

デグーほど小さくない(隠れる場所が多くて目を離すと思いがけない場所にいるので踏みそうになる)

デグーほど高速瞬間移動しない(足にまとわりついてくるので踏みそうになる)

デグーほど、何でも口に入れてみない(モルモットのほうが臆病で慎重派)

からですかね~???

 

もしも、部屋んぽをさせる場合は
安全・安心な環境を整えて
デグー飼育ライフを楽しみましょう♪
 

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ぼんてん本日の体重:234.5g

銀河本日の体重:285.0g

梅ちゃん本日の体重:960.0g

 

食事:
ぼんてん
■チモシー1、2番刈り、(食べ放題)

■副食:デグー用ペレットMIX少々、クレイングラス、バミューダヘイ
■おやつ:菊芋、大麦若葉青汁+ライフケアmix、ナマ菜少々

 


銀河
■チモシー1、2番刈り(食べ放題)

■副食:デグー用ペレットMIX少々、クレイングラス、バミューダヘイ

■おやつ:菊芋、大麦若葉青汁+ライフケアmix、ナマ菜少々

 

梅ちゃん

■チモシー1、2番刈り(食べ放題)

■副食:モルモット用ペレット20g ビタミンCタブレット1コ

■おやつ:生野菜2カップ強

 

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