『クリーム』

忘れようとしているわけじゃないのに
薄れていく
日毎の大切さや
考え続けることを

ふとんの中に
暖かい息を吹き込んでも
足や手の先が
冷たく邪魔する
かぎりなく
一人に近い空間で

死んだ人はどこにいるの
雲の上に棺おけがあって
息をしているの

小さい心がそのまま
空へ運ばれて行ったなら
よかったのだけれど

忘れようとしているわけじゃないのに
薄れていく

新しい煙が立ちのぼると同時に