46こ目『夕日』誰かの足跡とわたしの足跡が重なる砂浜にはにっこりと笑ったへのへのもへじまんまる顔忘れられた凧が楽しかったお正月を名残惜しむように絡まり少し強い北風にさらされている海を切り裂く波夕日も二分されるそのときをわたしはベンチに座っていつまでもいつまでも眺めている