ボンズキ書店のおすすめボン

ボンズキ書店のおすすめボン

主に本を読んだ感想をかきます。いわゆる書評ブログです。

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「グッドラック」アレックス・ロビラ フェルナンド・トリアス・デ・ベス 訳 田内志文
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・評価:★★★☆☆(55点)
・読了日:2014年2月11日

□人生で幸運をつかむ人と、つかめない人の違いを、童話的な物語で解説する一冊。

□マックスは、少年時代の親友 ジム に54年ぶりに再会した。
 成功したマックスと、うらぶれたジム 2人の人生を分けたものは何か?
 マックスは祖父に伝え聞いた、『運命を分けたクローバーの物語』を語り始める。
・運は、呼びこむことも引き留めることもできない。
 幸運は、自らの手で作り出せば、永遠に尽きることはない。

・誰もが幸運を手にしたがるが、自ら追い求めるのは、ほんのひとにぎり。

・幸運が訪れないからには、訪れないだけの理由がある。
 幸運をつかむためには、自ら下ごしらえをする必要がある。

・下ごしらえを先延ばしにしてしまえば、幸運は絶対に訪れてはくれない。
 どんなに大変でも、今日できることは今日してしまうこと。

・偶然しか信じぬ者は、下ごしらえをする者を笑う。 
 下ごしらえをする者は、何も気にしなくていい。
 
・幸運をエサにするような人は信じないこと。
 幸運は売り物でも、道具でもないのだから

・できることをすべてやったら、焦らず、あきらめぬこと。
 自分には必ず幸運が訪れると信じ、甘い言葉には耳を貸さぬこと

・幸運を作るというのは、チャンスに備えて下ごしらえをしておくこと。
 だがチャンスを得るには、運も偶然も必要ない。
 それはいつでもそこにあるものなのだから。
  
・幸運を作るというのは、つまり、条件を自ら作ることである。

・幸運の下ごしらえは、自分にしかできない。 
 幸運の下ごしらえは、今すぐに始めることができる。

□「幸運」「成功」をつかみ取るためには「行動」「準備」
 そして「信じて待つこと」が大切なのですね。

   
□目次
 セントラルパークでの再会
 運命をわけたクローバーの物語
 森へ
 新しい土
  湖
 木
 小石
 地
 月光
 暗闇
  風と雨
 芽
 この物語は、あなたに続く

・タイトル:脂肪の塊




・著者:モーパッサン 訳:水野 亮

・読了日:2014年2月10日
 
・評価:★★★☆☆

・内容と感想:
 1880年頃に書かれた小説 普仏戦争時(プロシアとフランスの戦争)

 プロシア占領下のフランス、ノルマンディー地方を乗合馬車で移動する一行、

 ブルジョワが数人と、修道女が2人、そして娼婦が一人乗り合わせた。

 日本的に言えば、経営者が数人(夫婦も含む)と尼さんが2人、芸妓が1人という感じ
 ※粋筋の女と書かれており、芸者や花魁のような女をイメージした

 空腹に喘ぐ一同に、娼婦は食料を分け与える。

 食事の恩義を受けたにも関わらず、ブルジョワと修道女達は、娼婦を利用し冷たくあしらう

 占領軍の検問にひっかかり、プロシアの将校に目をつけられた娼婦
 
 将校は、娼婦をよこさなければ一行は通さないという。

 一同は娼婦をなだめすかして、プロシア将校の相手をさせた。

 まるで、生贄のように・・・ 

 しかし、戻ってきた娼婦を、汚い物のように扱う人達。

 人間のエゴ、心の醜さに、嫌な気分にさせられる。

 表題の「プール・ド・シェイフ(脂肪の塊)」は娼婦のあだ名

 娼婦は、この野卑な連中に振舞った食事のことを思い出して、涙を流す。

 当時の流行や文化に、わかりにくいところもあるし、100年以上前に書かれたもので読みにくい部分も若干あった。

 人間の心情をうまく表現している。
 
 全体で90ページほど。

・タイトル:憲法第九条を世界遺産に







・著者:太田 光(爆笑問題)、中沢 新一





・集英社新書




・読了日:2014年1月10日

 

・評価:★☆☆☆☆





・感想:


太田光と、中沢新一の対話本





俺にとってはレベルが高過ぎるのか、対話本だからなのか、それとも思想的に合わないのか・・・


分からないけど、全く得るものもなく、全然面白くなかった。






ポットキャストの「楽しく歴史を学ぶ」って、面白い番組の推薦だったんで買ったけど、何も心に響かない本だった。





目次だけ読むと面白そうなんだけど、ページをめくると???だった。







だけど、憲法第九条を世界遺産にするっていう発想、アイデアはすごい!


さすが、太田総理!





太田総理と宮沢賢治が好きな人にはいいかもね





・目次

 対談の前に 中沢新一




 第一章 宮沢賢治と日本国憲法 ~その矛盾をはらんだ平和思想

  日本に広がる憲法改正への動き

  宮澤賢治と政治思想

  賢治の抱えていた矛盾と葛藤

  賢治の乗り越えようとしたもの

  童話に込められた理想郷への熱情

  愛への恐れから生まれた貨幣

  ほとばしる愛の諸刃

  二十一世紀に宮沢賢治を検証する意味

  愛は矛盾の中でしかとらえられない




 第二章 奇跡の日本国憲法 ~日米合作の背景に息づく平和思想

  平和憲法は「世界の珍品」

  突然変異で出現した日本国憲法

  合作から生まれた価値

  中学生が読んでもわかる表現力

  平和憲法に息づくアメリカの建国精神

  貨幣のウラとオモテの顔を持つアメリカ

  憲法第九条は掛け値なく「面白い」

  日本にたった一つ残された拠り所

  ドン・キーホーテとサンチョ・パンサ

  二人三脚で持ち続けた日本国憲法




 幕 間 ~桜の冒険

  賢治から遠く離れて

  死の表現をめぐって

  満開の桜の下で

  生きることに意味はあるか

  私の中の恍惚




 第三章 戦争を発動させないための文化 ~お笑いは世界を救えるか

  思想表現としての芸

  落語の表現から学ぶもの

  武士道とお笑いの土壌は同じ

  笑いが人を殺すこともある

  イメージを体で伝える力




 第四章 憲法九条を世界遺産に ~九条は平和学の最高のパラノイアだ

  言葉の持つ力と危うさ

  「不戦」と「非戦」の違い

  人間の愚かさを知るための世界遺産

  日本国憲法は環太平洋的平和思想

  殴らないケンカ技法を磨く

  右翼でも左翼でもない「中道」

  皮膚感覚として伝わる言葉

  平和憲法を守る覚悟

  パーツの集合体としての国家

  僕が芸人でいる理由

  日本に蔓延する感受性の欠如

  感受性を復活させるのは、死者との対話

  合作としての表現

  遺伝子のように伝わる言葉 


 濃密な時間のあとで