心技体の「心」について続けて考えていきます。
『孫子』にある「彼」とは投資における何か。
FX投資家、株式投資家は何を相手に戦っているのか。
考えてみても「彼」は、なかなかわかりません。
何を相手にしているのかさっぱりわからない。
金利操作や為替介入してくる国なのか。
ETFを爆買いしてくる日銀か。
それとも海外の機関投資家か。
どれも個人投資家では太刀打ちできないような、
強大な「敵」のようです。
その上、この強大な「敵」はどんな動きをしてくるのか、
どんな陰謀を企んでいるのか、さっぱりわからない。
ここにFX投資で眠れなくなる本質があります。
まず、孫武先生の言うように己を知りましょう。
人はわからないこと、理解できない事に対して不安を抱きます。
国や日銀や海外の機関投資家等が本当に「敵」なら、
内情を理解するのは困難です。
どんなことを企んでいるかわかったものではない。
勝負を挑んでも、「戦う毎に必ず殆うし。」です。
「敵」が何をしてくるかわからず、
意味不明な動きをするチャートに一喜一憂、心を乱されながら投資をする。
悩めば悩むほど、「敵」は強大になり、自分のやっている事に自信が持てなくなる。
そんな状況だと不安で眠れず、莫大な含み損を抱えて、体も参って吐いたりする。
人間は「未知」の存在を恐れます。
「未知」に対して、不安を抱くのは生物の本能なので逆らう事は難しいです。
私も貴方も。 まずそれを知りましょう。
自分の事が少しわかったので少し前進です。
でも、「敵」は強大で、このままでは勝ち目は無さそうです。
では、どうすれば良いか。
冷静にこう自分に問いかけてみましょう。
「さっきから不安に思っている『敵』って、具体的に誰?」
次回に続きます。



