追憶のなかの ~ちあきなおみ 喝采 | 凡三郎の日々

凡三郎の日々

「不惑」から「知命」へ…。さ迷いっぱなしの日々を過ごしてきて、天命を知ることができるんでしょうか?そもそも私に天命なんてものはあるのでしょうか?日々行き当たりばったりです。

先日、alan嬢の新譜の記事を書きましたが、ついでにアマゾンのサイトを眺めておりますと、ちあきなおみさんのアルバムが3月2日に発売されるのを見かけました。とある時期から芸能活動を一切行っていない彼女が?と思いましたら、やはりベスト盤でした。

そんな事情ですから、彼女のことをコロッケ氏のモノマネでしかご存じない方も多いのかなあ、などと考えてしまいましたので、昭和47年のレコード大賞受賞曲のこちらをご紹介いたしましょう。

彼女、美人さんですよね音譜
まばたきもせずに心を込めて唄う姿が印象に残ります。





喝采
(歌:ちあきなおみ 作詞:吉田旺 作曲:中村泰士)

いつものように 幕が開き
恋の歌 うたう私に
届いた報せは 黒いふちどりがありました
あれは三年前 止めるあなた駅に残し
動き始めた汽車に ひとり飛びのった
ひなびた町の 昼下がり
教会の前にたたずみ
喪服の私は 祈る言葉さえ失くしてた

つたがからまる 白いカベ
細いかげ 長く落として
ひとりの私は こぼす涙さえ忘れてた
暗い待合室 話すひともない私の
耳に私のうたが 通りすぎてゆく
いつものように 幕が開く
降りそそぐ ライトのその中
それでも私は
今日も恋の歌 うたってる


コロムビア創立100周年記念企画 ちあきなおみ・でらっくす~追憶のなかの20曲~/ちあきなおみ

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ちあきなおみさんに関するWikiはこちらです。

オマケです。ご参考までにコロッケ氏のものまねで。
お笑いとしては○、ですけどね。
この動画自体もずいぶん前のものになりますが。