先輩ブロガーさんの中に、いつも洒落た文章で、読む人の心を魅了する人がいます。
Kettさん 。
いろんな人に追いかけられたりもしているようですが(笑)、最近は「老舗探訪」シリーズが自称マッサ系ブロガーの心の琴線を刺激します。
ただ、やはりまだ敷居が高いのです。新宿の黄金の△地帯は…。
ということで、Kettさんトリビュート企画(パクリとも呼びますか?)として、
自分なりの「老舗探訪」をしてしまおうと思い立ちました。
で、なぜタイトルのお店になるんだ?と思われる方も多いと思います。
その理由はこうです。かなりコジツケです。
冷たい雨の降る夜、日暮里駅に降り立った凡三郎はおもむろに携帯を取り出し、老舗としてチェックしたある日暮里駅前の店に電話をいたしました。
「あと5分くらいで行けそうですが、すぐに入れそうですか?」「え?どのくらいかかるって?」「あ、5分くらいです」「あ~、ダメだねえ、30分以上かかるよ」「そうですか、じゃあまたにしますね」という短いやり取りが交わされました。
いきなり1軒目から企画が頓挫です。
でも、こんなことで挫けてはいられません。景気付けのため普段は行かないところに行こう、と思い、電話でOKの確認後、未踏の地「京成線千住大橋駅」に向かったのでした。で、「プロローグ」です。
千住大橋 レモン
●訪問時期
2009年1月
●コース
60分10Kのコース
入店時、「何を見てきたの?」と聞かれ、「インターネットです」と答えると、特に何の説明もなく、「60分?それとも80分?」とだけ聞かれました。
「60分はおいくらですか?」「10Kだよ」とのことで、ちゃんと割引をされていたようなのでそのまま60分コースを選択しました。
エーサイドのHPでは、
「年末キャンペーン 12/15~1ヶ月間」の割引と書かれていて、実はその期間は過ぎていたのですが、しっかり割引をゲットです。
後で担当アガシに「80分はいくらなの?何が違うの?」と聞いたところ、
「80分は14K、内容は一緒、マッサージが長いかな」とのお答え。
(内心:エーサイドのCコースより10分短いじゃん!)
キャンペーン期間は関係ないのかもしれません…。
●立地・建物・設備
普段乗らない京成線に揺られて向かいます。降車されるお客さんの数も多くありません。
改札を出て正面の出口にはやや広めの道路が見えますが、お店は左側の小さい出口からすぐです。
HPのMAPに書かれている、目印のはずのオリジン弁当は見えません。
駅前にしてはかなりの場末感が漂っています。
以前訪れて場末感を感じた東十条の駅よりも二段階くらい上を行きます。
看板が見つかりますが、建物も小さく古めかしい外観、雨の夜だけに余計にうらぶれた感がそそります。上には「健康マッサージ」の文字が…、前のお店の名前かもしれません。
階段で2階へ上がりますが、踊り場には灯油のニオイが漂っています。
「もしかして石油ストーブか?」
場末感、さらに増幅です。
ピンポンダッシュで帰りたい気持ちを抑えつつ、「ピンポン」と鳴らすと、なぜか上のフロアから人が降りてきます。
「電話した人?入って」とアラフォーらしきアガシがドアを開けてくれました。
石油ストーブもありましたが、エアコンも付いてました。ちょっと安心です。
施術部屋は2つ。HPではマッサージルーム(5)まであるのに(苦笑)。
シャワー室はやや広めですが、2人で入るので実はやや狭いです。
韓国系とみて訪問しましたが、アカスリはありません。そんな設備が無いのですから。
部屋・シャワー室の壁には「すだれ」が多用されています。「何で?」と思うくらいです。
施術部屋は風俗店っぽい「ピンクと中間」の照明が、「あれ、もしかしてヤバいかな?」と思わせます。
●施術内容
担当は、30歳を結構超えた感のアガシ、ニコニコして感じが良いです。
最近、「かなりポチャ」に続けて当たっていただけに、「普通だ」と思い、ホッとしました。
階段から降りてきたアガシよりこちらの方が良かったです。
時間配分がきちんとしている感じで段取りよく進んでいきます。
・20分間 脱衣・シャワー(アガシは着衣のまま2人で)・うつ伏せ指圧
・10分間 蒸しタオル・足踏み
・20分間 SP・シャワー(アガシも着衣なしで2人で)
・10分間 軽く指圧・着衣
で、しっかり60分です。
SPは、開始前にアガシがシャワーに行き、バスタオル姿で戻ってきます。
うつ伏せのおっぱいマッサからスタート、仰向けも同様です。
ラインは少々くたびれかけていますが、肌触りはスベスベで好感触です。
次はGFです。その後外してローション投入、タッチを楽しみつつ意外に早くです。
指入れはOKでしたが、キス無しは少々残念。添い寝も無しでした。
時間が少々余った部分は仰向けで若干の指圧で終了です。
●感想
内容は大塚オリオンなどと大差は無く、そう思うと60分10Kは割高で年齢も上、という要素から再訪は微妙です。
歩いていけるところにあればたまには行くかも、と思いますが、京成線ぶらり途中下車の旅、では少々難しいかなというところです。
そういえば、貴重品入れが無かったようで、代わりにサイフ等をタオルで巻いてくれて「これでもイイ?」と言ってくれたことは嬉しかったですね。こういう気遣いは嬉しいです。
●余談
「老舗探訪」の企画は、日暮里・西日暮里ゾーンの「老舗アカスリあり店」のシリーズになる予定だったのですが、ここにアカスリはなく、番外編にもできませんでした。
施術室に入った瞬間は、もしや基●店か?との疑惑が浮かびましたが違いました。ホッとしました。
帰りにも京成線を使用したので、今度は新三河島駅で下車し、ナイトネットに出ている熟女店(?)「リラクゼーション 由理」の入り口を覗いてみましたが、あまりに急で狭い階段を見て「雨の日にこんな階段を使うものではないな」と下見も早々に引き上げてきました。
ここは私向きのお店では無さそうです。
自分で勝手に始めたトリビュート企画。
Kettさん、一応ご許可はいただきましたが、ご迷惑をお掛けしそうなので笑って許してやって下さい…