2022年最初のワインのクラス
ブルゴーニュ・コートシャロネーズ地区「リュリイー」のワインとエチケットが日本人デザインの
ワインを飲み比べ…がテーマ。同じ産地、同じ造り手のワインのタイプが判るかどうかを
切り口に、飲み比べしていただきました。
1.Au Bon Climat Tsubaki Chardonnay 2020年/Au Bon Climat
◆産地:アメリカ・カリフォルニア / セントラル・コースト サンタ・バーバラ・カウンティ
◆品種:シャルドネ100%
☆ “ツバキラベル” はコンテンポラリー・アーティスト椿昇氏のデザイン日本限定キュヴェ
2.Rully Blanc 2019年 / Maison Joseph Drouhin
◆産地:AOP コート・シャロネーズ リュリー ◆品種:シャルドネ 100%
土壌:石灰岩 熟成:フレンチオーク新樽20% 熟成期間:6~8ヵ月
3. Saint-Amour/Paul Beaudet
◆産地:A.O.P.サン・タムール ◆品種:ガメイ100%
リュットレゾネ 発酵・熟成ともにコンクリートタンク
☆ラベルは、サン・フランシスコ生まれ、東京在住の若手アーティスト田中紗樹さん
4. Rully Rouge 2019年/Maison Joseph Drouhin
◆産地:AOP コート・シャロネーズ リュリー ◆品種:ピノ・ノワール100%
収穫量はその年に見込まれる最大収穫量から20%ほど抑えて収穫
熟成:フレンチオーク樽(新樽率20%) 熟成期間:12~15ヵ月
5. Cuvee kurosuke NV/Lou Dumon
◆産地:ヴァン・ムスー (ラングドック産の黒ブドウだけを使用したブラン・ド・ノワール)
◆品種:ピノ・ノワール90% メルローカベルネ・フラン、シラー、グルナッシュ、サンソー
☆日本人醸造家、仲田晃司氏とスタジオジブリとのコラボ初のスパークリング。ラベルの「天地人」
「cuvee kurosuke」の文字は、鈴木敏夫氏の描き下ろし。
リュリーは、メゾン・ジョセフ・ドルーアンのもの、「エレガンスとバランス」を追求する家族経営の
生産者。このエレガントなワインと比較したのが、白はカリフォルニアのオー・ボン・クリマの
ツバキラベル。オー・ボン・クリマのエレガントさは、個人的にとても好みなので…。
オーボンクリマの創設者・ジム・クレンデネン氏は、昨年の5月に亡くなってしまいましたね。
エレガントな造りが素敵な生産者だけに、とても残念で、この先、どうなってしまうのでしょう。
赤は、産地が近いボージョレから、品種の違いはあっても、チャーミングタイプなものが造られる
クリュ「サン・タムール」をチョイスしました。
今回の結果、人気が高かったのは、白、赤ともにリュリー。客観評価も同じく。
リュリーは、白、赤ともに酸とジューシーなフルーツの凝縮感のバランスがとてもよく
エレガント。ブルゴーニュの中では価格帯もリーズナブルなので、これは、抑えておきたい!
1.のオーボンクリマも、マイヤーレモンやパイナップルの果実香が豊かで、ブリオッシュや
バームクーヘンを連想される醸造由来の香りともバランスはいいけれど、シンプルに
まとまっている感じ。3.のサン・タムールは凝縮感ある赤いベリー系の香りに甘いスパイスや
や少しインキーな香りと味わい。余韻が短めで、時間をおいた変化をみてみたい!と思わせる。
やはり、リュリーの造りてのスタイルは、白、赤に共通しているのも感じられました。
ワインに合わせた料理は…。
・ホタルイカと八朔のサラダ ・牡蠣と白ネギのクリームパスタ
・豚肩ロースと白菜のブレゼ トマトソース ・ベリーのチーズケーキ
サン・タムールに甘いスパイスの香りがあったので、豚肩ロースのソースには、
仕上げに似たニュアンスのスパイスをプラスしてみたら、相性よくて好評でした。
ワインが料理によって、より美味しく感じられるのは幸せです。
今年も、たくさんワインの魅力を、そして料理との組み合わせの楽しさを感じていただける
「ワインのクラス」開催していきます!

