以前、多摩動物公園に行ったときに「チョウは午前中によく飛ぶ」と聞いていたので、足立区生物園に入ったときも真っ先にチョウのいる大温室に向かいました。
ところが大温室に入って真っ先に待っていたのは、
このピラニアと、、、、
大温室のなかの水槽でした。
大きな淡水魚が三匹ほど泳いでいました。
上が大ナマズのジャウー。下がピラルク。
毒々しいような赤い縦縞模様。見るからに日本の魚ではないです。
大ナマズのジャウー。
井の頭池にもナマズは居ますがカワウが呑み込める程度の大きさです。
ピラルク。
南米アマゾン出身。
ピラルクは体長14cmから9年でここまで大きく成長したようです。
アマゾン川下りをしながら動植物を観察するのは夢ですが、自分には現実的でないので以前ジュール・ヴェルヌ著『ジャンガダ』(アマゾン河800マイル)を読んで想像を極めながら絵地図を作ったものでした。
下記2枚の絵地図は縦に繋げると下が西、上が東です。
西(下)のペルーのイキトス→東(上)のブラジルのベレンまで4ヶ月かけて川下りをするというストーリー。
熱帯雨林・南半球の生き物はカラフルだったり特徴的で生命力に溢れていて興味が尽きないです。
『ジャンガダ』あらすじとメモ(ネタバレ)。
【内容紹介】
『ジャンガダ』は1881年、ヴェルヌが53歳くらいの時に書いた作品。
1852年アマゾン河流域で大農場を営む一家が娘の結婚式を挙げるために、ペルーのイキトスから婚約者の実家のあるブラジルのベレンに大筏(ジャンガダ)でアマゾン河を下って行く話です。
大筏の大きさは驚くなかれ、幅19メートル×長さ320メートル!
イキトスからベレンまでは3200km(英語版を換算すると3840km)。
前半はさまざまな動物、野鳥、植物、景色を見ながらアマゾンの産物やヨーロッパ人の探検・侵略の歴史の一部が分かり、後半はデュマのようなスリルのある展開。