気候のいい時期は窓替わりの透明ビニルシートを降ろさないオープンな店で、グリーンカレー、オムライス、ガパオライスと食後のコーヒーで森の公園ランチを堪能できる店です。
フロアスタッフもみんなよく声を出して甲斐甲斐しく働いて開放的な雰囲気で、子連れ、犬連れいろいろお客さんが来店して和めます。
お店で働くスタッフもいろんなひとが来ては卒業して行ったけど、みんな気さくでいつも歓迎してくれて、公園内のオアシスのようになっています。
その本店が七井橋通りにある『ペパーミントカフェ』というお店です。
ところが、このたび今月末で39年間の歴史に幕をおろすことになったそうです。
久しぶりに行ってみたら、以前『ペパカフェ』にいたK氏と会えました。
新潟の人でてっきり故郷に帰ったのかと思ってました。
たまたまその新潟の人も子連れでお店に食事に来ていました。
実はこの『ペパーミントカフェ』についてはオーナーさんのブログ記事を読んで大変な時期をしのいで来たことを知りました。
1980年、『ペパーミントカフェ』七井橋通りの地上階に開店。
当初お昼はパンケーキの店だったとか。
1995年秋、建物の大家さんが変わり、立ち退きを迫られる。
お客さんたちの署名活動や弁護士の仲介を通して交渉して七井橋通りに残れることになったが不利な地下に移動せざるを得なくなる。
1997年4月再開。
『ペパーヒストリー』の原文を読むとオーナーの、お店に対する生きた想い入れがしみじみと伝わって来ます。
それでみんなが和気あいあいと集える、彩豊かな場所を築いて来たんですね。
これからも『ペパカフェ・フォレスト』と『うさぎ館』を応援して行きたいと思います。
井の頭公園の秋。
ステージ広場。