猛禽類保護プロジェクトが記録した24時間ライブカメラの動画です。
今年も同じカップルの子育ての様子を配信しています。
ハヤブサ。
飛行速度は鳥類最速で時速90〜180km。最高で時速350km以上にもなるようです。
動画の中でまだ飛べないヒナがかなり高所から落ちるシーンがありました。
ふつうヒナが巣立ちする時は親が巣の外で出て来るように合図をしてから飛ぶと思っていたのですが、このハヤブサのヒナは外の世界に目を向けて出て来てしまっています。
しかも何度も落ちそうになり親に引き戻されたりしてもです。。。
場所:
ミシシッピー川が見えるミネソタ州ラクレセントの崖。
家族構成:
ミシェル(Michelle):母親
ニューマン(Newman):父親
ハミルトン(Hamilton/K-52):ヒナ
バーディ(Burr-D/K-51):ヒナ
主な流れ:
①4匹のヒナが孵化したのは推定5月上旬(5/5~5/9くらい)?
②ヒナの死
5/21 4匹目のヒナが弱り始める。
5/23 2匹相次いで死亡。
ヒナの死骸は人間が5/24に回収。
巣箱で5/23頃までに死んだヒナ2匹はブユなどの虫にやられたのではないか?とのこと。
死んだヒナに寄り添う親。
③2017-05-27 孵化3週間以上経過のヒナが落ちそうになるところ。
親がヒナの羽をくわえて引き戻しているところ。
この様子が不思議です。
今まで見て来た鳥では少なくとも巣立ち前のヒナは親に従順でした。
④2017-05-28 2匹のヒナのうち1匹が落下。もう1匹は落ちそうになって何度も親に助けられる。落ちた1匹は人間に拾われて巣に戻されたがそのときに2匹のヒナともに足輪が着けられた。
⑤2017-06-03 孵化4週間以上経過のヒナが落ちたところ。2分13秒過ぎ。
以後、下の木や崖で両親に育てられて一人前になった。
産毛がすっかり抜けて飛べるようになって岩棚に止まるヒナたち。
巣箱を訪問するヒナたち。
しかしヒナがこんな風に勝手に巣を出て行ってしまうようでは生存率が悪くなってしまうのでやはりこの巣の環境になにか問題があるのかな??
今年も同じような事になるか?
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RAPTOR RESOURCE PROJECT (猛禽類保護プロジェクト) 提供
Decorah, Iowa, USA
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