日中の気温は26度。
父ウエノスケはまた我が子を巣箱の外に連れ出して、水辺での教練(泳ぎ方を見せる)を企んでいたのかもしれません。
しかし前日にイノコの羽毛をむしるほどのDVをはたらいてしまったのが尾を引いているのか、イノコの協力を得られず一家での水辺散歩・教練はできませんでした。
(ウエノスケがイノコを巣箱に入れたのでホッとしたのも束の間、追い出してしまいました。何が気に入らないのか不明)
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ウエノスケから距離をおく母親イノコ。
孵化63日目のヒナ。
しっかり太りました。
ウエノスケがヒナを連れ出して柵近くまで来たらイノコは離れて行ってしまいました。
しかしイノコが来てくれるのをじっと待ちます。
これでは自分がプールに入って泳ぎを見せている間、水辺でイノコにヒナを預けることができません。
ヒナとウエノスケ。
待っても来てくれないので、ついに自分からイノコに近づいてなだめようとしますが、イノコは首を落として目を合わせることを避けます。
やさしくくちばしでタッチ。
しかしイノコはヒナの近くに来てくれず、ヒナは巣箱に戻ってしまい、ヒナの教練はできないまま終わりました。
一方DV夫に豹変したウエノスケに対して、タマキチはイノコに猛アタック。
やさしくくちばしでタッチ。
しかしイノコはヒナの近くに来てくれず、ヒナは巣箱に戻ってしまい、ヒナの教練はできないまま終わりました。
(少し長め。)
向かい合い方で3つの感情表現があるように思います。
①相互に愛情・信頼感を示す。
②威嚇・敵意・激しい拒絶。片方が逃げたり、睨み合って突きあいになることも。
③拒否→拒否する方が目を逸らす。
陸でも水中でもイノコに求愛行動を繰り返しています。
飼育員さんに「ヒナが溺れてかけていた」と連絡した人がいたそうですが、見てきたようにヒナの動きは親がしっかり管理していて、駄々っ子のように自分から水に飛び込んで行くようなことはありませんし、実際ヒナはまだプールには入っていません。
タマキチが水中でイノコにマウントしようとした光景を誤解したと思います。
上がタマキチ、下がイノコ。