高井戸の住人のブログ

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読書、植物・野鳥観察、犬、ドラマ、音楽、旅行などの記録です。
本は歴史ものとSF、ミステリーときどき文学。
No more whale & dolphin hunting!
Save Palestine!

土曜日の夜から日曜日未明に雨風が強かったので、藻草の上に巣を作っているカイツブリたちがどうしているか見て来ました。


みんな無事でした。

ただ一箇所だけ巣が流されていました。

流されたけど巣は壊れておらず、ヒナたちも無事なようでした。


①狛江橋水域の杭のそばから上流に流された巣

水面下の藻草の層が厚くアンカー代わりになっていることと、周りにもたくさん藻草の浮島大陸があるので、積み上げた巣はあちこちにぶつかっても簡単には崩れなさそうです。


小さなヒナたち

母親の背の中で暴風雨と雷の音を聴いて何だろうと思ったか。


親は巣に座っているのでまだ残りの卵があると思います。無精卵か?

手前のヒナと向こうのヒナはすでに大きさに開きがありますね。



②御茶ノ水池西部・水生物館裏手。

巣の位置は変わっていませんでした。

ヒナ4匹が孵っていました。


首を後ろに向けて背中のヒナをあやすかのような素振り。

ヒナが愛おしくてしようがないという感じに見えます。


そして午前中から炎天下で気温が上がって来たので羽を小刻みにバタつかせてヒナたちをあおいでいました。

このときヒナ4匹は巣の土手の向こう側にいました。


父親と思われる方はちょいちょい水面近くに降りて来るトンボを見事に仕留めていました。



③ボート乗り場“前”水域の巣

ここが一番心配でしたが巣の位置は変わっていませんでした。

卵4個も無事のようです。



④ボート乗り場“脇”の巣

卵一個のみで作り始めたばかりという感じの平たい巣。

ただ水面下はたっぷりな藻草に支えられているようです。

※このペアが『北部浮島』のペアなのか遅れて来た8組目の新参ペアなのかまだはっきりしません。

下のマップに示したように北部浮島の幼鳥2兄弟のうち1匹がボート乗り場前の東に居たようですので、この子の親である『北部浮島』ペアであるように思えて来ました。


⚫︎それから池尻(瓢箪橋付近の桜の木)では2兄弟を育て上げた親が卵一個を産んで二番子の準備を始めていました。

孵化44日ほどの一番子2兄弟は親が抱卵交代する時には巣に付いて行って周りをウロウロしても怒られませんでした。

まだエサももらえるし潜水はできても飛べないです。





北部浮島は3兄弟だったのが2兄弟に減ったようです。

そしてどうやら七井橋を超えてボート乗り場の東の先にも進出していました。

ヒナ・幼鳥あわせて合計16匹。