スローウォーキング60「人間愛・動物愛・植物愛 その1」 | メトロガイド「いい店見つけた」椎名勲の凡夫荘便り

相変わらず体調がわるいので、今日は、考えるヒントだけ書く。

人間は、一人で生きて行くものではない。

お互いに助け合って生きている。

人と人の関係の中で生きる。

社会とは、そうして成り立っている。


人から愛を注がれなくても、誰かに、何かに、愛を注ぎたくなる。

サンテグジュペリは、「星の王子さま」で、「特別のバラ」の存在を描いて、そのことを明確に示した。


人間を愛する以外にも、動物(ペットなど)や、植物(バラや桜など)に愛を注ぐことは、よくある。

老人が、小犬をバギーに乗せ、押して歩いていたりする。

老人が、公園で、鳩たちにパン屑を撒いて上げたりする。


私は、公園で、花や植物を見て、歩く。

改修工事の終わった「米車通り公園」(ベイカーストリート・パーク)には、新たに植物が植えられ、それぞれに名札が付けられていた。

今まで知らなかった植物の名前を知った。

植物と名札の写真を撮ってまわった。

・・・私は、動物愛派と言うより、植物愛派だネ。


私は、ふだん、北信州・神山の森の中で、空と雲と湖と、カラマツを渡る風を友として、静かに生きている。

森の中の凡夫荘のテラスに座り、木々から舞うフィトンチッドの空気を呼吸する。

・・・人々の中の孤独よりも、森の中の孤独の方が、よほどマシだ。と思う。


このテーマは、いずれ、もっと掘り下げて書きたいが、体調がわるいので、今日は、ここまで。

私を生かして下さるなにものかに、心から感謝します。