スローウォーキング20「巨樹 レバノン杉」 | メトロガイド「いい店見つけた」椎名勲の凡夫荘便り


JR山手線「巣鴨駅」近く、白山通りに「徳川慶喜屋敷跡地」の石碑がある。

石碑は、その広大な敷地の北端、白山通りに面した門があった場所に立てられている、らしい。


巣鴨駅から駒込駅へ向かう散歩の途中で、
「駒ゴルフガーデン」(打ちっぱなしの有料練習場)入口前の「レバノン杉」を見る。

ゴルフ練習場のネット(緑色)はもとより、4階建てのビルよりも、はるかに高い巨樹である。
高さも凄いが、
途中から三股に分かれた・フォークを逆さにしたような樹姿が、
素晴らしいではないか。

近くから見る木肌は、荒ぶる魂の如く、ゴツゴツと荒々しく勇ましいではないか。
樹齢が書かれていないのは残念であるが、多分、ゆうに100年以上は経っていると思う。

江戸幕府から明治維新、大正、昭和の歴史を生きてきた巨樹と思うと、特別な感慨に浸る。
徳川第15代将軍だった慶喜公も、散歩の折、この巨樹を仰ぎ見たであろうか。
・・・私は、なぜか、大木を見るのが好きで、この巨樹のそばで、いつも、散歩の途中、しばらく見上げて佇んでいる。

この巨樹の近くに、ひょっとして徳川家と関係があるかな?と思って、私が「徳川さんの家」と呼ぶ立派なお屋敷がある。
ホントに徳川家と関係があるかどうかは、存じませぬ!

蛇足。
昨日、わからなかった花の名前が、判明しました。
早春から春にかけ咲く「ラナンキュラス」(キンポウゲの仲間)でした。

・・・私どもを生かして下さるなにものかに、心から感謝します。