一昨年の12月、米サンディエゴのモールで買ってきたバナナリパブリックの赤いジャンパー。
気に入って、冬中、毎日のように着ている。
散歩でも、買物でも、外出の際は、必ず着て行く。
ワイフが、「いつも同じマー君のジャンパーで恥ずかしいから、毎日のように着るのは、やめて」と言うが、
ハズバンドは、一向気にならない。
ワイフ「もう、何年も着ているじゃない!」
ハズバンド「何年も着ていない。1年半だ。ちゃんと洗濯も、してもらっている。・・・まだ、何年か、着られる」
なぜ、ジャンパーを愛用するかと言うと、
オーバーコートと違って、ジャンパーは動き易いから、
便利なんだヨ。
「マー君のジャンパー」は、ワイフや娘が付けた呼び方だ。
プロ野球チーム「楽天」の田中将大投手(マー君)が着ていたジャンパーに色も形も似ている、と言って、ワイフや娘が付けたのだ。
変なものじゃないし、お気に入りの、ちゃんとしたジャンパーだ。それなりの値段もした。
いいものは、いい。
いいものは、長もちする。
いいものを長く身につけて、どこが悪い。
いいものを大事にして、なにが悪い。
ハズバンドは、モデルでもマネキンでも、ない。
毎日のように着替えなくても、いいじゃないか。
いいものを長く身につけるのだ。
いいじゃないか!
と思っているのだ。
こういう考え方の相違は、「ハズバンド」と「ワイフ&娘 連合軍」との間で、しばしば起こる。
そうして、
ワイフの女友だち、
娘、
娘の女友だち、
ハズバンドの知り合いの女性、
ハズバンドの友人の妻たち、
の意見は、常にワイフと同じであった。
四面楚歌、なのである。
ハズバンドは、まわりを反対勢力に囲まれて孤軍奮闘しているのだ。
誰か、ハズバンドを弁護して下さる女性は、いらっしゃらないであろうか?
今朝。
ワイフ「今日、マー君のジャンパーを洗濯するから、着ないでネ」
トホホ!
私どもを生かして下さるなにものかに、心から感謝します。