田端文士村記念館とカフェ! | メトロガイド「いい店見つけた」椎名勲の凡夫荘便り
大正期の田端には、芥川龍之介、室生犀星、萩原朔太郎、堀辰雄などの作家・詩人、板谷波山、濱田庄司などの陶芸家、南薫風、山本鼎、などの洋画家、文化芸術を担うたくさんの人たちが集まってきて住み暮らし、「田端文士芸術家村」と呼ばれた。

「田端文士村記念館」(JR山手線田端駅北口から徒歩2分)までは、巣鴨から2駅だから、散歩のつもりで、歩いて見に行く。(入場無料)
文学も(bonpusouは児童文芸家だから)好き、陶芸も、絵画も好き。
館内はキレイだし、見学客も少ないし、貴重な写真や資料や文献を、たくさん見られる。
興味があるから、ユックリと見て回ったヨ。

お茶好きノンノは、歩き疲れて、喉が渇いて、お茶したい!
館内案内デスクの女性スタッフに、カフェの場所を尋ねたら、「ありません。自動販売機なら、ありますが」

ユックリ落ち着いて、お茶を飲んで疲れを癒し、文化芸術の余韻に浸りたいから、自動販売機のペットボトルはやめて、外に出たよ。
ところが、周囲には、これと言って、カフェはないんだよナア!
まわりをちょっと歩いてみたけれど、見つけたのは、隣の高層ビル(多分マンション?)「Asuka Tower」2Fのコメダ珈琲店だけだ。
Asuka Towerか、いいんじゃない?
文化芸術の余韻とは程遠いけれど、喉が渇いていたから、取り敢えず入るとするか。

メニュー。
冷えた飲み物はないかな?
[クリームソーダ@500円]を注文する。

女性スタッフが運んでくる。
「おおっ! なんだこりゃ! 子供に返ったようなクリームソーダだなあ!」
ノンノは、思わず笑い声をあげてしまったヨ。(大笑!)
女性スタッフが、思わずウフフと笑っていたヨ。(微笑!)

コメダ珈琲店のクリームソーダで、汗が引いた。
田端文士村記念館は、一見に値するから、オススメできる。
コメダ珈琲店は文化芸術の雰囲気はないけど、お安いから、マッいいか!
(クリームソーダは、久し振りに、お子さまに戻った気分でした)
[田端文士村記念館] 東京都北区田端6-1-2、電話03-5685-5171。