今日は午前の仕事の調整をして代々木に行きました。

毎年必ず見るようにしているインカレ、今日は女子準決勝でした。


入場は有料だが私は公認コーチなので無料で入れる。


今年も会場はガラガラ。決して広いとは思えない代々木第二だがほとんどの席が空いている。

おかげで一番良いと思える席に座り試合中のベンチの指示や選手の声を聞きしっかり楽しめます。ウィンターカップはそれなりに人が入るのに大学は・・・

これも日本バスケの人気のなさなんだろう。


今日の試合は関東4位の早稲田対東海1位の愛知学泉との試合。


試合前のアップを見ると長身選手の多い早稲田は淡々とメニューをこなすのに対し愛知学泉は対早稲田対策であろうポストアップのディフェンスとヘルプ、リバウンドの練習などかなり細かく選手たちが意識してやっていました。


そしてゲームが始まると・・・・・・


もう観るところが盛りだくさんて。

早稲田のセンター中心のオフェンスパターンに対しての学泉のディフェンス。

もう必死。背は低いが絶対にポストに入れさせない、手はもちろん体を使って徹底的にディナイ、ディナイ。

足を使って動き回る。見ていると「スゴイ」の連発。

オフェンスのセンタープレイヤーもボールをもらうためにディフェンスを押し込み必死、必死、必死。


触らないとか押さないとか言う話じゃない、まさに格闘状態。でもお互いさまだから審判は笛を鳴らさない。選手も審判に文句は言わない。

ガードも積極的にどんどん仕掛ける。ミートでずらし思いっきり攻め込む。それに対しディフェンスは先を読み、やらせない。結果、ものすごいロースコアなゲームだが全く飽きさせないグッドゲーム。


ベスト4という、ここまで頑張ってきた両チームの選手たちの意地のぶつかり合い。バスケットとはこういうスポーツだってあらためて実感しました。最後は残り7秒でドリブルをスティールしてゴールにねじ込み早稲田が勝ちました。


審判も3パーソンの動きを見て勉強しました。ジャッジもなるほどと思うことがたくさんあり、ロースコアーだが大変アグレッシブなゲームを違和感無く、やらせるところはどんどんやらせ悪いところはしっかり吹く。

見事なジャッジでした。お名前が野口さんという方でした。東京都の2Aなのかな、素晴らしい審判にも感動しました。


そんなグッドゲームだったので私は両チームに全く関係ないただのオヤジでしたが一人で涙ぐんで試合を見ていました。

こんな試合を子供達に見せたい、若いコーチたちに見せたいなって思います。


一生懸命にやるっていうことは難しいことじゃない。目標(勝ちたい)を達成するために必死に「やる」。

ただそれだけ。

この「やる」ことが今の子供たちが出来ないようだ。ここでは「やりかた」は問題ではない。

ただガムシャラに必死に、これが欲しい。それに手法や効率を教えていくのがコーチとしたい。

分かってくれるだろうか。




凶暴な猫たちとともに




ボールマンに対するディフェンスの話を。


ボールマンに対してはインラインに守りノーミドルノーラインの原則を徹底し距離は基本ワンアーム。


横浜のミニバスはほとんどドリブルから展開するのでこの基本は必須だ。

大事なのは距離感だと思う。他のチームを見るとボールマンに対しそれほど強くマンツーマンディフェンスではプレッシャーをかけるケースは見かけない。

「抜かれる」というリスクを怖がりドリブラーと平行移動して決して抜かれずオフェンスの仕掛けどころに対しコースを塞ぐ。上の大会に進むチームはここが大変上手だ。


それに対しうちのチームはボールマンを苦しめることに精を出す。だから予測や反応の弱い選手はすぐに抜かれる。だから弱い。しかもファールも多い、本当によく取られる。ファールシーンはやはりボール際でのコンタクトが圧倒的。


でも私はここもこだわりたいと思う。ディフェンスの考え方は「~させない」。

1:観させない→ボールマンプレッシャー

2:持たせない→パスライン

3:抜かせない→インライン

4:打たせない→サポート・ヘルプ


ボールマンを苦しめるディフェンスを徹底する。はじめて藤浪中の試合を見たとき、ベンチでW先生は「ボールを盗め、奪え、かっぱらえ!」と指示していた。それがバスケットだ!と。

若水中のS先生もディフェンスは「イジメ、意地悪、嫌がらせをすること」と言う。


そのとおりだと思う。これがあるからボールマンはボールを取られないための工夫が必要となる。まさしく矛と盾の関係がレベルを上げていくのだと思う。 





志茂田中に行ってきました。


11時くらいにH先生が来られると聞いたので10時半ごろに伺うと、もうH先生はおいでだった。

最初に林○先生がH中との試合のビデオをH先生に見てもらいしどうの参考にしていただこうとされていました。


図々しく私も座り込んで試合の様子を見るとそれそれはレベルの高い試合を展開されていました。

トランジションの速さ、それぞれの選手が決められた約束の中でコートの中を動き回りミスは多々あるものの両チームともグッドゲームを展開していました。


H先生は選手達が自分勝手な動きをしており、仲間どうしが重なってぶつかってしまったり進むべきスペースをなくしてしまったりしているという指摘をされていました。


その後のコートの練習では3対3の中で状況判断の中でどう動くかを徹底的に練習しました。

空間の中でパスのタイミングと距離の計算。

何故そこに走るのか? なぜそこにパスを出すのか? どのタイミングで・・・


終始一貫した「考えて」、「理解させる」指導で、厳しく選手たちに体を使って指導されます。


でもなにげに凄いのは志茂田中の生徒達、H先生の指導に柔軟に対応して変わっていきます。

基本的なコンセプトもしっかりと身についており考え方をつけさせればすぐに動ける。

日頃から林○先生がしっかりと教えているのがよくわかります。


見学していて時間を忘れてしまう位に集中してしまいました。


お昼を挟んでH先生が一人でタバコで一服されていたのでこれまた図々しく隣に座りマンツーマンで話をさせてもらうことができました。


来週に私が連盟の技術勉強会にて話をすることを話しアドバイスをもらったり、ミニバスの指導者としての取り組み。コーチライセンスの裏話や学校指導要項からバスケットが消える話など危機感溢れる話の中でH先生が取り組まれていることまでかなり長時間、話し込んでしまいました。

お話を聞けば聞くほど、私自身が何が出来るかをよく考えなければいけないと痛感しました。


この時間だけでも充分貴重な収穫でした。