バスケットが面白い。
今更何をと言われるかもしれないが自分自身の率直な感覚だ。実は今、JBAの公認コーチの講習を受けています。JBA公認コーチの講習は4日間、朝から夕方までびっちりです。しかもド平日、講習費用はテキスト代含めて21,000円、素晴らしいです。かなり無理しなければ参加できません。毎年春に今年は受講してみたいといつも考えていましたが簡単にはいかず伸ばしていましたがとうとう本当に思い切ってチャレンジしています。
今まで色々な講習と名の付くものを受けてきました。仕事では新人研修、管理者研修、営業スキルを高めるための外部講習も受けましたしパソコンの講習も受講しました。他にも交通安全の講習なんかもあったかな。どれも言える事は時間を拘束されて辛い思いばかりで決して楽なものはありませんでした。
今回、参加してこんな楽しい講習は今までありませんでした。なんたって大好きなバスケットを朝から丸一日考えていられるのですから・・。全然苦ではありません、楽しくって仕方がありません。
本日まで3日間受講しました。内容を簡単に書きましょう。
初日は座学からスタート、慶応大学の佐々木教授によるバスケットの概念と理論、チームマネジメントの講義です。私にとってはマネジメントについては異論有り有りでした。まぁインカレ優勝を常に狙うトップバスケチームのチーム作りとミニバスのチーム作りは根本的に違いますんで当たり前と考えて消化しました。
選手のモチベーションを高めるために先生は「スポットライト」という手法を使うそうです。それは特定の選手を全員の前で叱りその選手を辱める事によって他の選手に緊張感を持たせその選手自身にも「なにくそ」という気持ちを持たせる事だそうで、そんな事は今までずーっとやっていましたし新しいことではないと思いました。
ミニバスではむしろ逆のスポットライトで全員の前で特定の選手を褒めてあげ、他の選手は自分も褒められたいと感じ頑張り、当人は気持ちよくなってもっと頑張ると言う手法の方が効果的と議論を持ちかけましたが先生曰く、小学生はそれで良いが大学生レベルではそれではモチベーションアップにはならないと簡単にいなされちゃいました。
そりゃそうだ、けど受講者はミニから一般までの指導者がいるんですよと言いたかった。
PMは実技です。ファンダメンタルの指導と言う事でハンドリング、パス、キャッチ、ドリブルと基礎的なことをまたも佐々木先生の講義のもと受講者の我々が実際に体育館でボールを持ってやらされます。これがきつい!汗びっしょりになって普通に練習します。
その後シュートのドリルとオフェンスの個人技術をみっちりやらされます。
今年度の受講生は約30名。若い人から私のようなオヤジまで様々な年齢層です。若い人たちはとにかく上手い、普段栄SCやセントラルでやっているバスケットの人たちとは次元が違う。スッゲー人たちが来ています。あまり個人名は書けませんがその中でも女の子で突出している子がおりその子は現役の富士通の
Aコーチです。他にもテックのOB、兵庫選抜だったお兄ちゃんやおっさんの中にも先日インターハイに出場した東海大相模の監督も参加しています、参加者はバスケエリートの人たちばかりです。
でもまぁ~、指導者講習ですから自分が上手くても仕方ないんですけどね。
2日目は桐蔭中学で実際の中学生も一緒に混ざりながらの講習です。
AMは審判講習でなんと阿部先生が講師です。少人数の中、阿部先生が審判法について説明してくださいます。信じられないことに受講者のほとんどが審判について本当に無知で実技が下手糞なのには驚きました。
実技の講習の中で中学生にプレーしてもらい審判をする練習で阿部先生が最初に見本で吹くのでもう一人の相手審判をやってくれる人は?との声で手を挙げましたよ、私がやりました。講習会とはいえ阿部先生と一緒に笛を吹く事ができて感激です。
このカリキュラムの最後にルールの疑問点のところで以前より疑問に感じているトラベリングの判定についてしっかりと質問させていただきました。答えを聞いて少しクリアーになりました。内容は空中でボールをキャッチして片足で降り一連の動きでジャンプして両足で降りた場合、その状態でピヴォットは出来ないはず(3歩目になるのでトラベリング)。だが実際プレーレベルが高い高校生の全国レベル、JBLレベルでは通常このステップでピヴォットが許されているのではないかとの投げかけです。阿部先生の答えは・・・・秘密です。
講義の中で印象的だったのは指導者はルールをしっかりと勉強しなければいけない、審判はバスケ技術をしっかりと勉強しなければいけないとの話。
全くそのとおりだと感じます。
PMはまたも慶応の佐々木先生の登場でオフェンスの練習。ボールミート、ターン、シュートバリエーション、1対1の攻防まで行ないました。特にシュートに関しては丁寧な指導でバックボードを使うシュート、ノータッチで入れるシュートの使い分けやシュートの種類については時間を取って説明してくださいました。
3日目は桜丘高校でコンビネーションプレーの技術と戦術の講習でした。今回は講師が変わり知的障
害バスケの全日本のヘッドコーチを務める小川先生が講師です。こちらの先生の講義は大変良かった。
例を挙げますとまずは受講者全員でミートシュートの練習をします。途中でミニの指導者だけが練習か
ら外され見学させられます。
ドリル終了後にこの練習で気づいた点をミニの指導の視点で指摘させられました。
その後、カテゴリーごとに分かれてグループミーティングを行いコンビネーションオフェンスの取り組みをまとめ発表すると言う形式でした。これも本当に良かった。
今回ミニバスの指導者は5名しかおらずその中の2人はこれから指導を始めるそうで指導経験無し。一人は若い女性で東京で教えていて子供が60名近くいてバスケを教えることよりは生活習慣を教えること(時間を守る事や目上の方を尊敬する事)を主としたチームで練習は遊び程度。もう一人は若いお兄ちゃんでバスケクリニックを各地で行なっている講師をやっている人でした。つまりバリバリ練習しているのは私だけでしたのでコンビネーションプレーについても熱弁を奮わせていただきました。全体の発表はきれいどころということで東京の女性の方にやっていただきました(汗)。
勉強になったのは中学ではこうやっている、高校ではこうやっている、WJBLではこうやっていると話を聞けて質疑が出来てみんなで議論が出来た事。
私が質問したのは中学、高校の指導者にミニバスに求めるもの、指導のポイントをどこにおいて中学に送り出せば良いかを聞きました。
逆によく言われるミニの弊害についても意見が出てそこを議論する事が出来ました。
内容は・・・秘密です・。
PMはスクリーンプレーとチームディフェンスの技術・戦術。これも勉強になりました。スクリーンの掛け方、ピックの仕方。スクリーンの守り方について。ファイトオーバーの足の使い方、スライドするときの連携、スイッチアップのやり方、最近開発されたスクリーンのディフェンス「スネーク」のやり方。早速子供達に教えなきゃ。わくわくします。
面白かったのは先日の合宿で大人に入ってもらって練習したオフボールでのディフェンス練習。これと同じ練習をチームディフェンスの講習の中でやりました。その中で講師と議論になったのはインサイドカットを試みるOFをバンプで止めブラインドカットへの守り方の違いです。私はディナイで教えていますが講師はオープン(フロート)姿勢で対応すべきと主張された点です。みんなで話した結果は・・・これも秘密です。
最後はファーストブレークの考え方、これもミニバスの考え方はと指名されて答えました。ただこの実技はきつかった、死ぬかと思いました(笑)。
来週はいよいよ検定試験です。他の受講者は不安な顔していましたが私は全然平気、楽しみでしょうがないです。なぜ不安でないかというのは、ここまでの講習で習った事、新しく知った事もありますがファンダメンタル、オフェンス、ディフェンスのほとんどが普段自分が考えてチームの練習で実践している事ばかりだからです。一つだけファーストブレークだけは知識不足でしたがあとはバッチリ!。
全てわかっているなんて偉そうに書いていますが来週の検定試験に落ちたら笑ってください、そのくらい今の私は自信たっぷりです。