よく、「行動を起こせ」と人はいう。私は得に学生時代、

あまり行動というものをしない人間だった気がする。

ということは、経験が不足しているということだ。つまり、

情報の蓄えがない。さらに友人があまりいないので、その

傾向に輪がかかっている。その結果、現在でも、自分で

驚くほどの世間知らずな人間になっている。さらに、行動

というものをしなかったのは、私の、臆病で怠惰な性格にも

起因している。そういう状況を鑑みても、世間に溢れる

「行動しろ」という言葉に、どうもひっかかるものがある。

 

以下引用

 

自分のペースで行動したい場合

他人からのプレッシャーに負けて、無理に行動を起こす必要

はありません。自分のペースで行動することが、結果的に良い

成果につながることもあります。

 

行動を起こすことは大切ですが、状況によっては行動を

起こさなくても良い場合もあります。自分の状況をよく判断し、

最適な行動を選択することが重要です。

 

行動を起こさないことが必要な判断: 時には、行動を起こさない

ことがより良い結果をもたらす判断である場合もあります。過剰な

行動や焦りによって問題を悪化させる可能性がある場合、行動を

起こさないことが賢明な選択となることがあります。

 

 

何故行動を起こす事を促されるかというと、事故や災害や人命救助の

ような、あきらかに急を要する事柄の他には、「成功」というものの

影がちらついている場合があるように思う。成功とは何だろう?

では、成功を必要としていない人たちに何か特徴はあるだろうか?

 

以下引用

 

成功とは、人によって異なるものです。社会的な地位や名誉、

経済的な豊かさ、あるいは自己実現など、様々な指標があります。

成功を必要としない人は、これらの指標に重きを置いていません。

彼らは、自分自身の価値観に基づいて人生を歩んでおり、他者からの

評価や社会的な成功に依存していないのです。

 

自己認識力が高い

自分の強みと弱みを理解し、自分自身に満足しています。他人と自分を

比較したり、他人からの評価を気にすることがありません。

 

物質主義ではない

お金や物質的な豊かさに執着していません。精神的な充足や人間関係を

重視しています。

 

人生を楽しむ

過程を重視し、日々の生活の中で喜びを見出しています。

 

自然体でいる

無理に自分を飾ったり、他人になりすましたりしません。ありのまま

の自分を受け入れています。

 

おいおいちょっとそういう人たちを美化しすぎだぞ、という声が聞こえて

きそうですが、私もそう思いました。ここに挙げた例は、成功を求めて

いない人のなかの、極めて人格的にも意識的にもレベルの高い人の例だと

思います。

 

 

この行動についての話ですが、何も行動についてばかりではありません。

世の中には、大多数の人間や、社会通念が、「是」と言っているもの

でも、好意的に考えても、その時にだけしかあてはまらないものや、

そもそも其の事自体が見当はずれなのに、多くの人に支持されているもの

などがあります。皆さんも、何かの情報や意見や考えに、「え?」とか、

「ん?」と、少しでも違和感を感じた瞬間があったら、その違和感

を大切にして頂きたいものです。