昨晩父が他界した。私は父とのやり取りで、
私の病気に関して嫌な思いを何回かした。
そう言う訳で父が亡くなったとしても、特に
感慨はないだろうと思っていたが、普通に
普段とは違う感情になっていた。
世の中には実際にああり得ないのに、その事
を表す言葉がある。私にとっては「永遠」が
そうだ。時々、永遠に続くものがあるだろうか
と考えるが、私には思い当たらない。この
永遠という言葉は、人が何かの希望を託して
作った言葉なのだろうか。ジョージハリスンの
曲で、「オールシングスマストパス」という
ものがあるが、私もそう思う。全てが流れて
いかないと、淀みにたまる水のように
腐っていってしまう。。つまり停滞してしまう
のではないか。何かが始まったという事は、
それはもう終わりに向かって進んでいっている
という事なのだろう。しかし物事は何の為に
始まるのだろう。始まる物事で本当に必要な
事がどれくらいあるのだろう?そもそも
始まるという事は何かの必然なのだろうか。
それとも全くランダムに、勝手に始まっって
しまうよだろうか。
私の死が近づいてきた時、自分の人生を
振り返った時、どのような感慨にひたる
のだろう。多分、鼻で笑う気がする。そして、
後悔というより、「しょうがない人生だっ
たな」と、思うのではないか。