いろいろあって、最近、フランス語・ロシア語学習についてはNHKラジオ講座ぐらいしか取り組めていないので、それぐらいしかブログに書く話題がなくなってしまっていますが....。

 

4月号のテキストを入手し、4月から開始する新しい初級編の内容を確認することができました。いろいろしんどいことも多い日々ですが、新しい講座が始まる時のワクワク感など、ちょっとした楽しみを心の支えにしています。

 

フランス語

Zoé au Japon ~ゾエと学ぶフランス語

姫田麻利子先生

アルベリック・ドリブル先生

 

テキストの紹介文によれば:

「交換留学で日本にやってきたフランス人のゾエが、日々の発見を通してこの国の文化と特別な関係を紡いでいきます。ゾエの何気ないことばが、皆さんに新しいフランス語の側面を見せてくれると思います。ゾエと、ホスト・マザーの渡辺さん、フランス語を話す留学生の友人マルコとの自然なやりとりをご紹介していきます。コミュニケーション表現や文法を学ぶだけでなく、かわいくて好奇心旺盛なゾエにつられて日本の文化を発見/再発見するでしょう。ゾエは東京の中をうまく移動できるでしょうか。初めての日本語の授業は大丈夫でしょうか。どうぞ、お聞き逃しのないように!」

 

ということです。予想はしていましたが、タイトルに出てくるゾエさんは留学生でしたね。ストーリーがあるみたいで、この紹介文を読むと内容が楽しみになってきました。

 

月・火に新しい内容があって、水曜日はその週の学習内容の補足と応用という構成です。

 

月・火は、会話、会話の解説のうち覚えたい表現や文法項目のまとめ、発展的解説や練習問題、ドリブル先生の視点から伝える文化的トピック から構成されています。

 

水曜日は、最初のうちはつづり字の読み方のコーナーがあるみたいです。その他はその週の学習内容に関連した単語帳、応用表現や文法項目の詳しい解説・練習問題のコーナー、発音の注意事項のコーナーから構成されるようです。

 

割とオーソドックスな構成だと思うのですが、ちょっと特徴的に思ったのは、月・火のスキットの中には空欄があって、どのような言い方をしているか聞き取るような形式になっているでしょうか。

 

たとえば、第一課は、

Bonjour, Madame Watanabe?  (       )Zoé.

 

のような形になっていて、「ゾエは自分の名前を言うとき、どんな表現を使っていますか?」と(    )部分を聞き取るような形式になっています。

 

以前のブログに書いていましたが、ある程度聞いて話すことができるようになっていますが、わかってるつもりで書き取りするとスペルミスが激しい...基礎ができていない...ということに気づく機会があったので、ラジオ講座ぐらいしか取り組めていない今、4月開講の新講座で基礎から聞いて書き取りする練習をするのも悪くないかなと思えました。

 

 

ロシア語

言葉遊びで学ぶ表現の基礎

前田和泉先生

マリア・プロホロワ先生

 

テキストの紹介文によれば:

「ロシア語初級者~中級者のためのシリーズです。語学の習得には地道な努力を続けていくことが必要ですが、そのモチベーションを維持するために、毎回、楽しく興味深い題材を用意しました。アネクドート(一口小話)、なぞなぞ・クイズ、早口言葉、ことわざ、詩など多彩なアプローチで、飽きずに続けられるように工夫しています。ややレベルの高い表現や単語も出てきますが、中級の方には手ごたえを感じていただけるでしょう。初級の方も、内容を楽しみながら「習うより慣れろ」の精神で聴いていただくことが大切です。半年後にはロシア語の基本表現や文法の知識が身につき、安心して次のステップへと進んでいただけます」

 

ということで、応用編とかなりレベルが違うラジオ講座、中級への橋渡しを希望するレベルの学習者にとっても期待できそうな感じです。

 

ただ、「ラジオ講座の利点を最大限に生かすために文字の詳しい解説はしていません」とのことで、テキストにある解説で自分で学習することを求められています。全く一から学習を始める人は、文字の学習の時点で抵抗を感じる場合は、そこが学習のハードルになってしまうかも。

 

テキストをちら見すると、紹介文どおり、とても面白そう。

 

第一課は「アネクドート(1)」なのですが、

ーПривет!Новые анекдоты есть?  (やあ!新しいアネクドート、ある?)

ーНет...  (ううん....)

ーНу и правительство! (まったく、使えない政府だね!)

 

このアネクドートの意味は、後の方で解説があるのですが、アネクドートは政治への不満をジョークにして笑い飛ばすことが多いのですが、政府が何かネタになるようなことをしてくれないとおもしろいアネクドートもつくれないので、アネクドートのネタにもならない政府なんて使えない!ということを言っているのだそう。

きっと放送の時には、もう少し詳しい解説もあるのではないかな、と思います。

 

その他、早口言葉やクイズもあり、内容的には飽きさせない感じで、放送を聴くのがとても楽しみ!

この楽しみだけであと1か月、気力を保つことができそうですよ。

 

4月にはもう少し状況が良くなっており、より明るい気持ちで放送を聴けるようになっているといいなあ、と思います。