引き続き、ストレスフルな状況が続いていますが、年明け以降、週を追うごとに悪くなっていく一方だった主人の状態に、初めて歯止めがかかりました。メンタル面を専門とするお医者さんに、正式に診断書を出してもらい、しばらくは職場のことを考えず療養できる状態になったことが影響していると思います。
より本格的な治療のためには、パーキンソン病の方との薬の調整も考える必要があり、また原因となった問題がまだ完全には解決しておらず、充分に安心できる状態ではないのですが、時には笑顔も出るようになりました。これから何とか回復してくれればと思います。
そんなこんなで、まだまだ語学学習に集中できている感じではないのですが、「最後の砦」hanasoのオンライン英会話は続けています。
先日、お馴染み笑い上戸先生と、以下の記事を読みました。
Why New Year’s resolutions don’t work
新年の抱負がうまくいかない理由は?ということで、タイトルが面白そうだったので選択した記事です。
人の事情や目標の内容にもよるのでは?と思いますが、この記事では、Professor Scot Lear先生(何の先生なんでしょう?)が、主要な原因として、以下の指摘をしています。
the prevalence of vague goals like exercising more or eating better.
もっと運動をする、とか食事の改善、といった、曖昧な目標を設定することが多いため、ということでした。
それはちょっとわかる気がします。前は私もこういうタイプの目標を設定することが多かったのですが、こういう感じの目標だと、具体的に何をするか、どのような状態であれば目標が達成できたといえるのかがはっきりしないので、続けづらくなって終わってしまうのですよね。
それ以外にも、高すぎる目標を設定した場合も、途中でくじけると、再会しづらくなって終わるとかいうこともよくありました。
そしてこの先生の話では、それぞれの頭文字を取れば"SMART"と表される、Specific, Measurable, Attainable, Relevant, and Timely (具体的、測定可能、達成可能、適切、時宜にかなった→文脈を考えてこんな感じかな?と訳しています。もっと適切な訳語があるかも知れませんが、ご容赦ください)な目標を強調することが大事なのだそうです。
さきほど「もっと運動をする」というのが少し曖昧な目標として挙げられていましたが、それに対して、"SMART"に該当する目標としては、
exercising three times a week for 30 minutes for three months.
(週に3回、30分の運動を3か月続ける)
のようなもの。
「達成可能」以降のSMARTの項目に当てはまるかどうかは、その人次第かと思いますが、少なくとも「もっと運動する」よりははっきりしていて測定も可能です。
ちなみに、私は今年、語学学習のために割ける時間が厳しくなることを見越して、低めの目標を設定しており、何とか語学学習を続ける、と書いていたかと思います。具体的な数値目標は立てていませんが、少なくともオンライン英会話を続け、ラジオ講座を聞いていることで、達成状況は測定可能ではありますね。
アプリの学習のことなども書いていて、そちらは途切れ途切れになってはいるものの、最低限のことは継続しているので、何とかこの後も乗り切っていきたいです。
ところで、News in Levelsのレッスンではいつも、記事の内容を確認した後、意見を聞くような質問がありますが(hanasoのマニュアルにあるもの)、今回は、絶対「今年の新年の抱負はなんでしたか?」的な質問だと思っていたら、記事に出てきた
acronym 頭字語 (前述のSMARTのように、語の頭文字を並べて略語にしたもの)
という語にちなんで、モチベーションを上げるためのacronymを考えるとしたらどんなものがあるか?という質問でした。
新年の抱負の話の後に、なんでそれ?みたいな質問ですよね
私は咄嗟に思いつかなくて、正直にいきなり言われても思いつかない、と答えたのですが、代わりに思い出したのが、タレントのDAIGOさんが使っているDAI語。あれって、acronymって言っていいのでしょうかね?
→こちらの記事に載っている、DD(努力大事)みたいなのって、日本語のローマ字読みした時の頭文字なので、正式にはacronymとは言えないですかね?でも、思い出してしまったので、記事ごと笑い上戸先生に紹介すると、かなりウケていました。
元総理大臣の竹下登さんのお孫さんでもあるんですよ、と伝えたら、驚かれていました。
新年の抱負から思いもかけず、DAIGOさんの話題になったレッスン。息抜きになって楽しかったです。
そして、状況が許す限り、定期的なレッスンは受け続けたいなあとあらためて思いました。