また前の記事からかなり時間が経ってしまいました。

 

いろいろと家族関係の問題が起こる中、パーキンソン病を患っている主人の身体の動きが急激に悪くなりました。

 

これまでいい状態を維持できていたものが、ここにきて一気に進行しているので、精神面での影響を疑っています。でもパーキンソン病を専門として診ていただける先生が必ずしも精神面で専門的に診療していただけるというわけではなさそうで、いろいろ難しい面があります。

 

私もそれに合わせて、生活習慣を変える必要が出てきました。試行錯誤しながら少しずつ対応をしていますが、早く主人ともども、落ち着ける新しい生活リズムの着地点を見つけることができればと思っています。

 

そんな中、語学学習も滞りがちなのですが、「最後の砦」、オンライン英会話hanasoとラジオ講座は、不規則になりながらもほそぼそと続けています。

 

オンライン英会話hanasoでは、これまでskype, zoomによるレッスンの選択肢だけだったものが、独自のレッスンルームによるレッスン提供が行われるようになりましたね(→こちら)。

 

hanasoの前に一時期、別のオンライン英会話スクールでレッスンを受けていたことがあり、その時も独自のレッスンルームでのレッスンが提供されていましたが、あまりうまく動作しなかったので、結局先生と話し合ってskypeでレッスンを受けていたということがありました。

 

hanasoでのレッスンルーム利用も、最初少し心配だったのですが、物珍しさから試してみることにしました。

そうすると、少なくとも動作は問題なく、スムーズでした。

 

skypeはすでに使い慣れているし、パソコンにもダウンロードしているので、レッスンルームでもskypeでもそんなに大きな差はないかな......?と思いましたが、ソフトを立ち上げなくても普段使っているブラウザからそのままアクセスできて、動作が軽く感じられること、Webニュースを利用するとき、ブラウザのタブの切り替えのみで済むあたりは、若干レッスンルームが便利に感じるかなと思いました。

 

ただ、skypeだと、Webニュースをブラウザで開く時に小窓でskypeのビデオ画面が見られますが、レッスンルームでは一旦ブラウザのタブを切り替えるとビデオ画面は見られません。レッスンルーム内でWebニュースの画面が共有できればいいのですが、そのあたりは今後の改善に期待したいところです。

 

また、skypeだと、同じ先生で受講するとチャットボックスの履歴が継続して残っていますが、レッスンルームではそれはなく、一度レッスンが終わると、その時のレッスンのチャットボックスの記録は消えます。hanasoのレッスン履歴に、レッスンルームのチャットボックスの内容が自動的に記録される機能があるようなので、レッスン履歴で特定の先生のレッスン記録をまとめて検索しておけば、過去に遡ってチャットボックスの内容を確認することはできるのですが、若干面倒かも?

 

そんなわけで、メリットデメリット双方感じることはある、独自レッスンルームでのレッスンでしたが、結局なんだかんだといって、最近はずっとレッスンルームでレッスンを受けています。今度利用者アンケートがある時など、改善希望の意見なども書いて提出しようかなと思っています。

 

語学ブログなのですが、このような状況であまり本格的な語学学習の内容を書けずにいますが、とりあえず最近レッスンで取り上げたTED talkを紹介しておきます。

 

What's the smartest age?

 

 

二人一組での頭脳コンテストの十種競技に参加する際、勝つためにパートナーとして誰を選べばいいか?ということで、それぞれ年齢層の異なる候補者について分析される中で、「頭の良さ」が多種多様な構成概念から成っていること、年齢層によって異なる強みがあることが示されています。

 

(以下、日本語訳はTED公式のサイトによるもの)

While intelligence is often associated with things like IQ tests, these assessments fail to capture the scope and depth of a person’s varied abilities. 

知能はよくIQと結びつけて 考えられがちですが IQテストのようなもので 個人の多種多様な能力を 測りきることはできません 

 

So instead, we’ll break down the idea of “smart” into categories like creativity, memory, and learning and explore when the brain’s best at each of them.

「頭が良い」の意味を細分化してみましょう。 創造力 記憶力 学習能力などに分け、それぞれの能力が一番高い年齢を 探ってみましょう。

 

という箇所があります。

 

ここでは年齢層による一般論的な特徴に言及されてるように思いますが、同一年齢層の中でも、人の能力というものは単一の構成要素だけではなく、多面的にとらえることができますよね。「頭が良い」「賢い」って結局何なのか、ということについて考えさせられる内容だと思います。

 

このTED talkの中で、

decathlon 十種競技

という単語が出てきます。

 

通常はスポーツの競技名のようですが、ここではそれに例えて思考力を要する多数の競技を実施するコンテストを表現するのに使われていました。

 

スポーツに詳しい人にとっては珍しい単語ではないのかも知れませんが、恥ずかしながら私は知りませんでした。

 

でも、このTED talkについて学習した後、たまたま駅で、"decathlon"という文字の入ったカバンを持った人とすれ違って驚きました!スポーツをやっている人だったのでしょうか。What a coincidence! なんという偶然でしょう。

 

目新しい単語を学習した後、なぜかそれまで見たこともなかったはずのその単語を目にする機会が出てくる、ということはこれまでも経験したことがあります。多分、今までも身近にあったのかも知れませんが、気づかなかったものに注意するようになったということなのかな?と思いますが、単語と人との間にも、「出会い」のタイミングがあるのかな、なんて思ったりします。

 

そんなこんなで、ほそぼそと続けている語学学習、新年の抱負に書いたように、何とか続けていけますように。