先日、オンライン英会話hanasoについて、お気に入り先生の一人、マザー先生と時間が合わなくなってしばらくの間レッスンが受けられていなかったこと、最近、都合が合う時間帯のレッスンオープンが見られるようになりましたが、ゲリラ待機のため予約できなかったことなどについてブログ記事で書いていましたが(→こちら)、その後、何とか予約が取れて、かなり久しぶりにお会いすることができました!

 

この時もゲリラ待機だったのですが、たまたまタイミングが良く当日の夕方オープンになったばかりのレッスンを予約できました。

マザー先生、私が取れない夜遅めの時間帯のレッスンは、割と早めにスケジュールをオープンされているのですが、私が予約できる夕方の時間帯は、本当に直前のオープンです。よく見つけられたなあ。

 

確認してみたら、これ以前、最後にレッスンを受けたのは2022年5月でした。ちょうど主人がパーキンソン病の診断を受ける前のことでした。思えば、それ以降もけっこうバタバタすることが多かった‥‥。

 

私の方の最近の話もしましたが、先生の状況も確認しました。

大学院の課程を修了して、一度仕事を得たのですが、一定期間勤務した後で退職、その後また別の仕事を探しているとのことでした。

 

あまりに久しぶりで、お互いのことを話しているだけで25分の1レッスン枠はあっという間に終わってしまいましたが、連続して取る2レッスン目はWebニュースレッスン。

 

今回は自分で記事を選びました。

以下、More U.K. schools to teach Latin という記事です。

 

 
ちょっと古い記事なのですが、ラテン語に関係した記事を選んだのは、「まいにちフランス語」の影響もあるかも知れません。
「まいにちフランス語」今期の応用編は、「フランコフォニーとは何か」をテーマとしていますが、その中でフランス語の起源に関する話がありました。フランス語の起源はラテン語にあることが説明されています。
 
英語はラテン語起源の言語とは言えないけれど、影響は受けていたといえるようです(→こちら
 

記事の内容は、単純にまとめてしまえば、イギリスの教育長官が公立校でのラテン語学習機会増加を目指して、国内の40の学校における新たなラテン語の教育プログラムを公表したけど、その意義について議論が生じているという話です。

 

ヨーロッパ諸国でラテン語を勉強するというのは、日本でいえば漢文を勉強するようなものなのでしょうかね。

 

後半の方で紹介されているラテン語学習に対する批判では、けっこう辛辣な意見も引用されていました。

例えばこういったもの ↓

 

A teacher said money would be better spent on living languages like Chinese or Arabic that would enable children "to get ahead in and engage with the world," or on computer coding.

 

ある教師は、子どもが世界で成功したり世界を相手にすることを可能にするような、中国語やアラビア語など現在も使用されている言語あるいはコンピュータ・コーディングにお金を使う方がよいのではと言った。

 

現時点での実用性のみを考えて、歴史・文化的な側面の理解に関わる学習を切り捨てていくというのは、個人的にはあまり共感しないかも知れません。現在では使われていない言語なので、そういう意見が出るのもわかりますが、西洋の歴史や、各種の言語の語源など文化的背景を知るということを考えると、意味がないことではないと思います。

 

ただ、もっと実用的な学習を優先したいと考えることも、それも価値観として否定できないですし、上記のような分野には興味がなかったり、全く違う分野を志す人に無理に学習させるのもどうかと思うので、選択科目としての導入、もしくはフランス語など、ラテン語系統の外国語学習の補足のような位置づけで開講するのが合理的なあり方かも、と思いました。

 

実は私の大学では、今はどうか知りませんが、少なくとも私が学生の頃は、西洋の歴史や西洋哲学、西洋の各種文学専攻の場合、卒業のためにラテン語の単位は必須でした。しかも専攻が決まるのは入学後2年目の終わりごろ、本格的に専攻の勉強が始まるのは3年目からだったので、選択肢を広げるために、私もラテン語のクラスを取ったことがあるのです。

 

現在使われていない言語だということで、挨拶とか自己紹介的な、一般的な言語学習で最初に学ぶようなことは全く飛ばして、初回から動詞の活用でした。先生が厳しくて、授業の進行も早く、テキストの練習問題は予習必須で容赦なく指名されました。1回分の予習に3~4時間ぐらいかかったこともはっきり覚えています。私の理解が追い付いていないせいもあったと思いますが、このクラスで一番よく先生の質問に答えていた同級生も予習には同じぐらいかかったと言っていたので、やっぱり平均でそのぐらいかかる難易度と分量だったのだと思います。

 

そんな苦労をしたあげく、結局専攻したのはラテン語と全く関係ない分野でしたが…。

そして今はもうほとんど、習ったことは忘れてしまったのですが…(覚えているのは最初の方に習った活用、とにかく活用が複雑でややこしかったことぐらい)。

 

今、フランス語を勉強するにあたり、潜在記憶に残っている(かもしれない)ラテン語の学習内容がちょっとでも役に立っていると信じたいです。

 

過去の自分の学習経験や、この記事に対する自分の意見を話していたら、これもあっという間にレッスン時間が過ぎました。

会話している間は、最近の悩みもすっかり忘れられて、やっぱりお馴染み先生はいいなあ~と思いました。

 

夕方の時間でまたレッスン取りたいです!と伝えておいたので、またマザー先生のレッスンをたくさん取れるようになるといいなあと思います。

 

星星星

 

話は変わりますが、NHKのポケット語学(NHKの各種語学講座を題材に教材化した学習アプリ)。

 

ここしばらくは調子が良くて、連続学習記録がどんどんのびていっています。たぶん、学習経緯をブログで記録するようになって以来、最長?

 

 

「実践ビジネス英語」(現在はラジオ番組として放送されておらず)の過去講座を中心に、他に気が向いた講座を時々取っています。

 

こちらの講座は、知らない語彙が多いというより、語彙は知っているけど、自分が会話する時に思いつかないような表現や、自分が普段使っている表現よりこなれた表現を学ぶことが多いという感覚でしたが、最近学習した内容で、語彙からして知らない物が多い課があったので、定着させるためにいくつか取り上げて記録しておこうと思います。

 

テーマは、Smartphone Addiction(スマホ依存症)ですが、まずこちら。↓

 

One way to wean yourself from your smartphone is to set your phone to grayscale.

スマホ依存を断つ1つの方法は、スマホの画面をグレースケールにすることです。

 

※ wean (仲間・習慣などから)引き離す

 

講座の中の解説によれば、もともとは「(乳児や動物の子を)乳離れさせる」という意味で、wean a baby from breast to bottle (赤ちゃんに母乳をやめさせて哺乳瓶を吸わせる)のように使うものですが、そこから「(人を)(愛着や習慣などから)引き離す[思い切らせる]」という意味でも用いるとのことです。

 

他の用法としては、wean oneself from liquor(酒を断つ)、wean someone from bad friends ((人)を悪友から引き離す」といったものが挙げられています。

 

ちなみに、私はグレースケールにする設定って知らないです。色がなくなるだけでスマホを使わなくなるのかなあ?とちょっと疑問にも思いましたが。ここでわざわざ紹介されているということは、無駄な使用を控えるために有効なんでしょうか。

 

 

次の文はこちら ↓

Instead of a barrage of colorful apps vying for your attention, everything you see on your screen is equalized, so to speak.

ユーザーを引き付けるために競い合ってカラフルなアプリが次々に表示されることがなくなり、画面で見るものすべてが、いわば同じになるのです。

 

※ barrage 連発、続出

 

※vie 競う、張り合う

 

グレースケールの話の続きなのですが、色合いの豊富さがスマホに目を引き付ける原因になっておりその対策ということなら、たぶん自分の場合は色を失くしてもあまりスマホから離れる効果はないのでは?と感じました。自分の場合、特にアプリの色や華やかさは問題としていなくて、情報検索や、学習アプリの学習内容、友人からのメッセージ、興味ある分野のニュース情報など、得られる情報が問題となっているからです。効果が本当に出ているのか、データとかあったらみたいなあと思います。

 

 

次の文はこちら ↓

I tried going gray, and it really did ease my twitchy phone checking.

私はグレースケールを試してみましたが、確かに、そわそわとスマホをチェックすることがあまりなくなりました。

 

※ twitchy ひきつった、神経過敏な、落ち着きのない、イライラした

 

この講座の会話文の登場人物は、グレースケールの効果を主張されているみたいです。

が、自分としてはやはりそれほどの効果があるのか懐疑的。まあ、自分で試してみればいいのですが。
 
 
スマートフォンに関しては、私は「中毒」というほどのことはありませんが、やはり無駄にスマホでネットの情報を長く見て、無駄な時間を使っているかも、と思うことはあります。
 
英語学習をしながら、トピックに関して自分でも意見を考えてみるのもいいですね。
引き続き、連続学習記録をのばせるように、学習時間を作っていきたいです。