オンライン英会話hanasoが好きな人のための交流の場、hanaso部に参加しています。4月11日でサークル機能が廃止されます。今後はhanaso部での交流はブログを通じて実施しますので こちら のブログを参照してください。

 

実家がらみの用事が少し落ち着いてきている、ということを何度かブログに書いていましたが、その後まもなく、今住んでいる家のリフォーム工事が始まりました。

 

設備をより良くするため、というわけではなく、お風呂の排水に問題が発生して、対応しないとお風呂が入れなくなるのでやむを得ず...という理由でのリフォームでした。工事期間中は、お風呂に入れず、お風呂屋さん通いになっていた上、日中時間があっても工事が続いていて人の出入りがあるため、またしてもオンラインレッスンが週2回取りづらい日が続きました(でも週1回は取っていた)。

 

来週から復帰予定ですが、今度こそ落ち着くといいなあと思います。

 

そんな中、あまりたくさん書く話題もないのですが、あまり間をあけすぎないように、簡単でも記事を書いておこう、ということで単語学習の話を。

 

以前から何度か、単語学習の参考書で見て、覚えづらいと思った語について、オンラインレッスンで取り上げてその単語を使った会話をしていた話を記事に書いていました。いろいろバタバタして中断してしまっていたのですが、実家の問題が少し落ち着いた頃に復帰。

 

今回取り上げたのは

 

fray 

 

辞書を見ると、同じ語で別の意味を持つものが2つ掲載されいて、1つは「けんか、口論」、もう1つは「(衣服・ひもなど)を擦り切れさせる、ほつれさせる」「(神経)をすり減らす、いらいらさせる」という意味です。

 

参考書で使われていたのは、「けんか、口論」の意味と思われ、レッスンの時もこちらの意味で、人とトラブルを起こして口論になった話などをしていました。しばらくご無沙汰だった同業先生(仮)とのレッスン。この先生、これまでも同じタイプのレッスンをしていて、ターゲットとなる単語を使った話題に持っていくのがけっこううまい、と思っていたのですが、今回は最近の状況をお話することで時間を取ってしまい、単語を使って関連する話題を話す部分の時間配分が少なくなってしまいましたタラー

 

そこでもう少し何か、記憶に定着させる材料がないかなあ、と思って、ネットを検索していると、

Webの英語語源辞典の情報がヒット。

以下のサイト ↓ の情報でした。

 

 

こちらでfrayを見ると、上記で取り上げた「口論」の方の意味、つまり名詞としてのfrayの語源について説明していると思われるfray (n)という項目を見ると、

 

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「14世紀半ば、「不安の感覚」を意味する「affray」(参照:afraidも参照)の短縮形です。15世紀初頭には「乱闘、喧嘩」という意味があります(アングロ・ラテン語では14世紀後半)。」(後略)

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という説明があり、「へえぇ~」と思いました。

 

ちなみに、「affray」(辞書では「騒動、騒々しい口論」という意味が掲載されています)の項目については、

 

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1300年頃、「恐怖、驚きによって引き起こされる緊張状態」という意味で、古フランス語の affrai、effrei、esfreiから派生しました。これは「心配する、関心を持つ、悩ます、混乱させる」という意味の esfreer(動詞)から来ており、Vulgar Latinの *exfridare という混成語で、文字通り「平和から取り出す」という意味です。(中略)

「平和の破壊、公共の場での暴動的な戦い」という意味は15世紀後半に生まれ、恐怖を引き起こす「混乱」の概念から来ています。フランス語の動詞も中英語に入り、afrey「怖がらせる、恐怖を与える」(14世紀初頭)として残っていますが、過去分詞形の afraid(参照)でほぼ独占的に使用されています。

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とのこと。これも「へぇ~」という感じで、特に見慣れた語である「afraid」とも関連があるということで、そのつながりで覚えれば、覚えやすそうに思えて、情報を調べてみてよかったなあ、と思いました。

 

ちなみに、Google検索した時点で、日本語の文章の方がヒットしたので日本語の方で読んだのですが、下の方を見ると”Provided by machine translation systems for information purpose only. "ということで、オリジナルへのリンクがあるので、元は英語の情報で機械翻訳の日本語が提供されているみたいなのですが、記事を書くためにもう一度原文を読み直す余裕がないので、日本語訳については吟味していません。悪しからず、ご了承ください。

 

そしてご承知のように、私はフランス語も勉強しているのですが、フランス語との関連についても説明されているので、英語と合わせて語の意味のネットワークにすると、フランス語学習についても良い影響がありそうに思いました。

 

ちなみに、上記の語源の説明を見て、フランス語の"effrayer"(...を怖がらせる、おびえさせる)と関係があるのでは?という気がしました。これははっきり、辞典の記述からは確認できなかったので、正しい推測かどうかはわかりませんが、覚えやすくするために自分で勝手に関連づける分には問題ないと思うので、頭の中では関連づけておこうと思います。

 

ちなみにこのWebの辞書、ソースはしっかりした語源辞典のようです ↓

 

 

 

これからも、参考書を見ただけでは覚えづらく、会話で使ってもあまりピンとこない…という時に、こういった形で調べてみたら、思いもかけず他の語との関連が伺えて、覚えやすくなることもあるかも知れません。時々また試してみようと思いました。

 

それでは、今回の記事は短くて簡単ですが、このあたりで!