この本を読んだ。
先日、著者の藤原さんが、ネットの番組に出演されていた。
そのとき、子どもが(医療などの問題があって)死んでしまうので、子どもを多く生む、といったコメントをされたいたのが、妙に気になった。それで、この本をつい手に取ってしまった。
著者は、ガザに何度も足を運んだ。
ガザのホテルで働く青年と出会い、その青年をはじめ、パレスチナやレバノンで出会った人や出来事が綴られている。
この本を読みつつ、何度か訪れた韓国のことを考えた。
ずいぶん前に韓国ドラマにハマって、その後、何度も韓国を訪れた。
その際、現地の人と接して、その中には友だちになった人もいた。
韓国のニュースも、韓国訪問以前と以後で受け止め方が変わった。
韓国訪問以後に見聞きするニュースは、ワタシゴトになった。
藤原さんもワタシゴトとして、ガザの、パレスチナの人たちと接しているんだなぁと思った。
そのガザで、イスラエルの連日の爆撃があったのだ。
この本に登場した人たちは、どうしているのだろうと気にかかった。