何度も観たくなる作品に出会った~「美しい本ー湯川書房の書物と版画」神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 | そうかいのいちぞく

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ブログのタイトルは、ふとしたきっかけで知ったことば。
「広大な宇宙に比べて、人間の存在は小さく、その一生などはかないものであるということ」なのだそう。
そんなワタシが、本のこと、野山や街の散策中に感じたことなど、きままにつづっています。

急に時間ができたので、鎌倉まで出かけた。

この前、偶然SNSの告知で知った展示を観に行った。

 

 

この頃、ココロががザワつくことが多くて、少々消耗気味だったワタシ。

作品の一つに「クロノスの盃」というのがあった。

 

大きな盃の中に、宇宙があった。

 

「あー、ワタシはこの点のような星の中にいる、ちっぽけな人間のひとりなんだなぁ」

と、思う。

 

なんだか気になってしまい、他の展示を観ては、戻り、また戻り…。

グルッと観て回った後に、「最後にもう一度」と。

何度観ても飽きない作品だった。

 

なんでかな…。

 

どうも今のワタシに、いたくシックリくるものだったよう。

 

フラリとやってきた美術館だったけど、

この作品のおかげで、ココロがニュートラルになった。

また明日から新しい気持ちでシゴトができそうな気持になった。

 

今日出かけて、よかったな。