『スパイ×ファミリー』、って面白い。ぬり絵、作りました。 | KAJIYANのオープンな密室。

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奥様の児童関係の職場で使う、『スパイ×ファミリー』のぬり絵、作りました。

 

遅ればせながら、アニメの第一シーズン、途中から観て、アマゾンプライムで足りないところを補完しました。

いやー、なかなか。面白いっすね。

『鬼滅の刃』、のシーズンが終わって、アニメで何にも観るものないなー、と思ってたら、こんな面白いの、やってたんですね。10月からの第二シーズンも楽しみです。

 

まあ、大人気なんで、お話は皆さんご存じの通り。書くまでもないですが、最初観た時、エンディングの歌が星野 源さんだー、ってそれで見始めたんですよね。アニメにあるまじき本気のソウルサウンド。源さん、やっぱりセンスいいですね。で、次の回、録画予約して観たら、オープニングがOfficial髭男dismって、まあ贅沢なこと。

監督が古橋一浩さんってあたりも、いいんですかね? 結構古い方で『ああ女神様』とか『逮捕しちゃうぞ』のOVAやってた人ですね。私、割と好きかも。

 

架空の冷戦時代を扱ったスパイアクションで、基本的にはギャグ。でも背景にあるのは、昨今、流行りの血のつながらない家族ものなんですね。『万引き家族』や『そして、バトンは渡された』なんかの流れです。

 

ウィキでも、

(現代の日本で求められる「癒し」「応援」「仲間」と重なり、それがヒットにつながったとする見方もある)

とのこと。

 

ロイドさん、ヨルさん、そしてアーニャちゃん、それぞれが背景に抱えている暗い過去や秘密が、家族としての結束のため役に立ったり、明かされたり。そんな感じで毎回面白おかしく進んでいきます。

 

最近のアニメの特徴の、ゲーム設定寄りの作品より、冷戦時代(イメージ的には私たちの世界の60年代から70年代の感じ)をテーマしているせいか、ハイテクご都合主義が使えない分、頭使ってる感じがします。私くらいの年齢になると、こっちの方が気持ち入れて観れます(笑) 

ヨルさんの殺し屋設定、ロイドさんのスパイ設定が、そこはかとなくリュック・ベッソン監督の匂いがしてますね(笑) 『ニキータ』とか『レオン』とか? みんな好きなんですね、この辺り。

ちょっとエレガントな感じがするのは、そういうところなのかなー? 

 

まあ、難しいことは考えずに、アーニャちゃんの可愛らしさ、ヨルさんの天然おとぼけ、ロイドさんの、ださカッコイイ懐の深さなんかを、楽しんだらいいんじゃないでしょうか。

 

私的に最近観たアニメでは、一等賞ですね。

 

ウチの奥様の働いている子供園でも、『スパイ×ファミリー』は大人気で、ぬり絵用の原画を描け、とミッションを頂きました。(乗っけてる線描き画像が、それです)子供達には好評だったらしい。お役に立てて幸いでした。ありがたや、ありがたや。

 

クリップスタジオでトレース描きしたものですが、良かったらお子様の情操教育などに、ご活用くださいませ。