「垢ぬけた人」ってどんな人？- Sofisticated ladies -

電車の中で、前に立っていた2人の女子の会話が、ちょっと気になって、そこからの気づきを徒然にシェアしますねー

さてさて、ひとりはネイビー、もうひとりはライトグレーのスーツをさらりと着こなした・・・たぶんOLさん？　齢のころは30f代半ばくらい。

二人とも小顔ちゃんで、すんなりとしたルックスで、なかなかチャーミング

ずーっと私の前でしゃべっているので、ついつい会話がに入ってしまう

会社の問題や同僚のことなど、ちょっと愚痴っぽい内容交じりの会話がひとしきり続いた後で、聞こえてきたのが、オシャレ談義。ふむふむ　近頃のＯＬさんの本音を聞くのに絶好のチャンスだわ。

っと、傍耳を立てていると・・・

「今の流行についていけない」　のだそう。

で、ライトグレーのスーツのかたが、「私は田舎者だから、垢抜けるってどういうことかわからないくてさ～～

　でも、もうこんな歳になったから、別にこれから垢抜けなくてもいいかなって思って」っと、言ってました。　

マジか

だってだって、結構かわいくて、スタイルも良くて、普通にいい感じでスーツを着こなしてて、意識の矛先を変えればもっともっと耀く資質をいっぱい持っている女子が、すでにこんなこと思っちゃってるなんてー

そこで乃浬子の心の声の突っ込みが！

「たった30代前半とかで、田舎で生まれたとか、もうこんな年齢だとか、自分で変えられないことのせいにして人生諦めてんじゃねーよ

！(チコちゃん風に言ってみたww)」　

まぁ表面的な表情は、あたかも何も聞いていない体を装って微笑んでおりましたが

(笑)

「垢ぬけた人」と、「垢ぬけない人」って、はたして何が違うんだろう？っと、思ってググってみたら、ほとんどがメイクだとか、ヘアスタイルだとか、外見のことばっか書いてありました(笑)

私のスタイリング理論は、内面と外見を相乗効果で自然と変えていくってことなので、

異性目線でどうみられるかが、垢ぬけてるかどうかとか、ちょっとペライ

自尊心を復活させたり、

自分を好きになったり、

自分を丁寧に扱ったり、

心から笑顔になったり、

自分を大切にしてあげたり、

自分の心に素直になったり。。。。

そんなことが自ずとしらんまに、うっかりと「垢ぬけた人」になっていくのだと思っていてね、そんな自分をお相手にどう見せて差し上げようかと、愛からの思いを伝えるのが外見だから、外側だけを取り繕っても・・・・・・それって「メッキ」というんじゃないかな(笑)

だから、必ず必ず、自分の魅力をちゃんと受け取ってあげることが超大切。

そうすれば内面と外見の相乗効果が起きるはずだから。

乃浬子的「垢抜けた人」の定義を作ってみた

「自分を客観的に見られていて安心できるから」

◆トータルバランスが美しく似合っていて、さりげなく着こなしている人。

◆見た目だけでなく、立ち居振る舞いや言霊など、内面も洗練されている人。

◆自分を客観的に観ていて、他者に安心感を与えられる人。

◆前向きで向上心があり、笑顔で人生を愉しんでいる人。

総合的に見ると、垢抜けている女性とは社会人として良識的な行動をとることができ、見た目や対応も人の目を意識して不快感を与えずに生活できる人、と考えることができますね。反対に自分分析が乏しく、自分に似合う服やメイクを知らず、またそれでよしとしている人は「垢抜けていない」と評価される傾向にあるようです。

総じて、自分の魅力を受け取っていて、内面と外見がバランスよく整っている自尊心の高い人のことを「垢抜けた人」と言うようです。

そして垢ぬけるって、女性だけでなく、男性にも通用するし、垢抜けた人って、「大人度の高いヒト」ともいえると思う

ってことは、電車の中のレディーたち！！　出身地や年齢などは垢抜けるかどうかにはまったく関係ない。

宿命(変えられないこと)を言い訳にして、自分を諦めないで！！

むしろハンディ(と、思われること）を活かして、自分の内面と外見を磨き続ければ、そして自分の魅力を真摯に感謝しながら受け取り続ければ、歳を重ねるごとにますます垢抜け度がアップして、より洗練されたステキな大人に成長して行くんだって、私はそう思うのです。

私にとっては例えば、島田順子さんとか、垢抜けてて、謙虚で、洗練された手チャーミングな、大人度の高い素敵な人生の先輩だな～～

ブロードウェイのミュージカルに「Sophistcated ladies」というタイトルがあって、素敵な言葉だなーっと思っていたけれど、ホントに、私たちはSophisticated humanbeing (洗練された人間)　を目指すことが生まれてきた課題なのかもしれないなって、そんなことをふっと思っています。

↓↓↓　こんなポスターだったよね。