おたべ新町店の二階にある南観音山の会所です。
さっそく知人が、お囃子の練習風景の写真を送ってくれました。
私も一度、見学させて頂いたことがあります。

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祇園囃子は能楽の影響を受け、室町時代末期に作られました。
今のかたちに完成されたのは江戸時代です。

なんと、南観音山には39種類の曲目があります。
それを組み合わせ、曲間なく演奏します。
祇園囃子は単調なようで、さり気なく変化しているのです。
それが耳に心地よく、優雅な気分にさせてくれます。

南観音山では一年を通し、ほぼ毎月1回、お囃子の練習をしています。
10歳くらいから始め、まず鉦をマスターします。
数年すると、太鼓や笛の音も自然と耳で覚えます。
こうしてお囃子は次の世代へと受け継がれてゆきます。