今回は詩織(多部未華子)が娘の苺を診てもらっている蔦村病院の若先生(朝井大智)の妻、晶子(田辺桃子)がフィーチャーされた回でした。
TBS 火曜22時
「対岸の家事~これが、私の生きる道~」第4話(4/22放送分)
主演…多部未華子
脚本…青塚美穂
演出…坂上卓哉
美人で気立ても良く、ご主人はイケメン医師で、保育士をやめ今は病院の受付で患者さんたちにも慕われている晶子は、何の悩みもないように見えました。
しかし、そんな晶子と詩織は婦人科で鉢合わせします。
晶子は不妊治療を受けていました。
個人病院の跡継ぎの妻なので、晶子には姑や、古参の患者さんたちから、早く赤ちゃんを産まないとね…というプレッシャーをかけられ、それに苦しんでいました。
この子作りプレッシャーはかつて、私めの妻もかなりやられて苦しんだ時期がありました。わが家は子どもは欲しくないという妻の意志を尊重しましたが…。
この手のプレッシャーは言ってる側には悪気が無いので、余計にたちが悪いんですよね。
誰にも明かせなかった胸の内を晶子は、詩織には包み隠さずに話すことができました。
そんな晶子に詩織はかつて亡き母親の代わりに父親のために家事をやることから逃げた経験を引き合いに出して、晶子は逃げてしまっていいのではとアドバイスします。
詩織に話せて、アドバイスももらったおかげで、呪縛から解かれた晶子は、自分には子作りより今はやるべきことがあるから…と宣言し、
興味本位で他人の家のことに首をつっこんでくる患者さんたちに、もっと何かやりたいことを見つけたら…と、
待合室にある雑誌をゴシップ女性誌を一掃し、いろんな趣味の雑誌に換えたのでした。
ちょっと痛快な展開でしたね。
4話の評価は…7