前回、正体が明らかになった清家(櫻井翔)の母、浩子(高岡早紀)ですが、なぜ高岡早紀なのかと櫻井翔との年齢差で記事では文句をつけてしまいましたが、
今回、回想シーンも高岡早紀が演じていることで、その魔性の女っぷりの良さはやはりこの人だったのだと納得がいきました。
TBS 金曜22時
「笑うマトリョーシカ」第5話
主演…水川あさみ
脚本…神田優
演出…岩田和行
清家のためにさまざまな人物をなき者にしてきたのは亜里沙(田辺桃子)ではなく、疑わしいのは浩子ということになり、道上(水川あさみ)は浩子のことを探り始めます。
清家や鈴木(玉山鉄二)の高校の担任だった一色(東根作寿英)に話を聞きますが、鈴木はかなり清家の家とは親密だったらしいことがわかります。
前回現れた謎の女性は鈴木の妻、由紀(真飛聖)で道上とは記者仲間でした。
道上は浩子のことをより詳しく聞き出すべく、鈴木の家で由紀も立ち会いのもとあれこれ問いただします。
しかし、鈴木の回想で高校時代の鈴木(西山潤)は美魔女的な浩子にジワジワとすり寄られ、
清家のために尽くすように洗脳され、肉体関係まで持つようになっていました。
そして、大学生になり亜里沙が清家と付き合うようになり、浩子を疎んじるようになると、鈴木に亜里沙を排除するように命じました。
亜里沙に言っても頑として言うことをきかず、浩子が裏で手を回したのか亜里沙
は行方不明になってしまったのです。
いや~、とにかく鈴木の回想での浩子はヘビのようにからみついてくる感じで恐ろしかったですね。
鈴木にとっては忌まわしい過去で、そんなこと由紀や道上に言えるはずがありませんよね。
玉山鉄二の苦渋の表情が絶妙でした。
その後、関係は断ちきれたのか、そこが気になりましたね。
もっと言えば、どこかで清家は浩子と鈴木の関係に気づいたかもしれませんね。
3人の関係性が更に怪しく気になります。
山中(丸山智己)が話を聞き出そうとした道上の父親(渡辺いっけい)の車にぶつかった運転手は殺されたようです。
ジワジワと山中や道上にも危険は迫っています。
浩子は息子になぜそこまで権力を握らせたいのか次回明らかになりそうです。
しかし、このドラマでヒロインを演じる水川あさみの演技についてあまり触れてませんが、特に失点もなく緊張感を保ち続けているなと思ってます。
第5話の評価は…7