こうして前向きになっていく話なら…「366日」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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春ドラマはあっちこっちのドラマで記憶をなくした人物が出ているんですが、



更にこのドラマでも意識を戻しはしたものの遥斗(眞栄田郷敦)が失行症と記憶障害になってしまうという展開になりました。




フジテレビ  月曜21時

「366日」第5話


主演…広瀬アリス

脚本…清水友佳子

演出…平川雄一朗、片山雄一




ただ、他のドラマと違い、遥斗の場合は記憶障害が明らかになるという現在進行形の話で、既に記憶を失った状態で描かれる他の人たちとは一線を画しています。




記憶障害にもいろいろあるようで、遥斗の場合はエピソード記憶を失ったようです。



なので家族や友人と何があったかとかがごっそり思い出せない状態のようです。




失行症のようにリバビリをすれば回復するというものではないようでした。





今回、感動的だったのは遥斗が身を呈して助けた翔くんが、自分のせいでと自責の念から心を閉ざしていたのが、




遥斗が良い方向にすすみ、ホッとしたのか車中で泣き出すのを、優しく遥斗が肩を抱いてあげるシーン。





それと、幼い頃人見知りだった遥斗を、前向きにするために遥斗の父親、輝彦(北村一輝)が野球を教え、キャッチボールから始めたように、




父子でキャッチボールをして、遥斗が記憶をよみがえらせ、「お父さん」と口にしたシーンでした。




つらい状況が続いたこのドラマですが、前向きに良い方向に行くなら、まだ見ていられるなと思えた回でした。




今回の評価は…8