なぜ結婚詐欺師になったのか…「ミス・ターゲット」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回はすみれ(松本まりか)がなぜ結婚詐欺をするようになったかが語られ、より共感を持って恋のなりゆきを見たい気になりました。




テレビ朝日   日曜22時

「ミス・ターゲット」第2話


主演…松本まりか

脚本…政池洋佑

演出…植田尚



このドラマが面白いのはすみれは金に困り金に苦しめられる暮らしをしてきて、お金をいかに手にするかを第一に生きて

きたのですが、




そのために結婚相手を見つけようとしても、その資産やら収入やらがやたらと気になってしまいます。




ところが、和菓子バカの宗春(上杉柊平)は金など無頓着で、デートは草餅のためのよもぎ摘みだし、草餅をすみれに食べさせます。




すみれが期待した老舗の御曹司という予想も覆され、がっかりするすみれ。

しかし、宗春が作った草餅を食べ、この味を広く知ってもらいたいと和菓子屋の経営再建の立て直しを作ってきます。





宗春はちゃんと内容を見ずに、価値観が合わないと突っ返しますが、父親の竜太郎(沢村一樹)が来店して経営計画書に目を通し、しっかり読むようにと言います。



宗春が改めてちゃんと読むと、そこには宗春の和菓子にこめる愛情や思いがしっかりと書かれていました。




すみれは決して金の亡者ではなくて、愛のある人だと分かります。




弥生(筒井真理子)の話では、すみれは母親を苦しめ死なせた男(小木茂光)に復讐するために詐欺師になったのでした。



その目的は果たせたので弥生は、もうちゃんと恋をして幸せになってもらいたいのでした。



しかし、弥生が竜太郎は詐欺師を追う刑事だとすみれに教えたことで、それが宗春の父親と知り、




せっかくつかみかけた恋を諦めることにして、涙を流しながら大嫌いですと宗春に伝えるのでした。




そのへんのすみれの複雑さを松本まりかは良く演じているし、元警官で和菓子にのめりこんだ宗春のまっすぐさを上杉柊平もよく演じてます。




2人の恋はどうなるか純粋に気になりました。

今回の評価は…7