誤解がとけた親子の確執…「正直不動産2」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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第2話はこのドラマらしい心温まる人情話でしたね。



政治家の汚い金の話にウンザリしているご時世だけに、余計に金もうけを度外視した永瀬(山下智久)、月下(福原遥)ペアの顧客ファーストの仕事ぶりに感心し、痛快な気持ちになります。




NHK  火曜22時

「正直不動産2」第2話


主演…山下智久

脚本…根本ノンジ

演出…川村泰祐




今回のお客さんはもう住まないので家を売りたいという寺島(迫田孝也)。




永瀬と月下、十影(板垣瑞生)が家を見に行くと、まだ寺島の父親(苅谷俊介)と息子(松本怜生)が住んでいて、自分たちは出ていかない!と主張します。




どうしても売りたい寺島は永瀬より高額の売却価格を提示した神木(ディーン・フジオカ)に切り替え、神木は容赦なく家財を処分し強引に追い出そうとします。




さすがに寺島の父親が肺炎をこじらせているので、神木も引き下がりましたが、

とにかく神木の仕事のやり方は相変わらず成績のためなら詐欺まがいのこともやるダーティーさでした。




なぜ、寺島は父親や息子を追い出そうとしているのか?それは寺島の妻の死がからんでいて、輸入家具バイヤーの寺島は家を留守にしがちで、




その間に寺島の父親は妻を家から追い出し、あげくに死んだことを恨みに思っているのです。




しかし、月下が妻の弟に聞いたら、それは誤解で、妻の母親が要介護になり、栃木と東京を行き来する内に大変なので、寺島の父親が介護に専念させてくれたのでした。




無理がたたって妻は死んでしまいましたが、たまに帰ってくる寺島のために四季折々の花を大切に育てていた妻に代わり、父親と息子は今でも庭の手入れをしっかりやってくれていました。




登坂社長(草刈正雄)がヒントをくれた使用貸借契約というのを使い、2人は追い出せないってことになり、神木は引き下がり、寺島も真実を知り、また一緒に住むことになりました。




寺島は会社が倒産し、金策に必死だったのですが、知人の会社で働き借金を返していくようです。




永瀬と月下だけでなく十影や登坂社長、ミネルヴァの花澤(倉科カナ)まで、それぞれが役割を果たす感じがこのドラマの良さですね。




神木はミネルヴァでも化けの皮がはがれましたが、今後どうなるんでしょう?

ディーン・フジオカのヒールっぷりが憎々しくて良いですね。




鵤社長役の高橋克典もそうですが、敵役は演じていても楽しいんでしょうね。




今回の評価は…8