2023年夏ドラマアカデミー賞…最優秀作品賞は? | 連ドラについてじっくり語るブログ

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夏ドラマの満足度ランキング上位5 作品を発表します。

1位は夏ドラマアカデミー賞の最優秀作品賞ということにもなります。





5位

杉野遥亮主演

「ばらかもん」…7.55

8.8.7.8.8.8.7.8.6.7.8



かなり期待した作品だけに、そこまでではなかったなというのが正直な感想。

ヤスバの死やなるの父親とのエピソードのような泣ける回がもっとあると思っていたので。




とはいえ、夏ドラマらしい五島の美しい自然の映像美や、初主演の杉野遥亮のまっすぐな敢闘ぶりなど良い面もありました。




4位

松岡茉優主演

「最高の教師~1年後、私は生徒に■された~」…7.80



脚本のツバキマサタカって何者?って思いつつも、なかなかメッセージ性の強い作品であり骨のある学園ドラマでした。



主演の松岡茉優はじめ、芦田愛菜や加藤清史郎、フィーチャーされた生徒役の子たちなど皆、入魂の演技をしてくれました。



「3年A組」のように、ここから将来の主演俳優が出てくれる気がします。




3位

堺雅人主演

「VIVANT」…7.90

8.8.7.8.8.8.8.8.8.8



いや~~見ごたえありましたね。

テレビドラマってお金をかけたら、まだこんなことまでできるんだということを示してくれただけでも、とでも有意義な作品でした。





福澤克雄という演出家あればこそで、演出が原作も兼ねるというところに思い入れがありました。




主演クラスの競演は見ごたえありましたが、「スターウォーズ」好きの福澤がダース・ベイダーのようにしたかったベキは悪に徹しなかったのが、終盤生ぬるくなってしまいそこが残念でした。




2位

小野花梨、風間俊介主演

「初恋、ざらり」…7.92

8.8.7.8.8.8.8.8.8.8.8.8



ここまでいい作品になるとは思っていませんでした。期待度ランキングでは11位だった作品です。

こういう予想外の作品というのは嬉しいですね。




ヒロインか軽い知的障がいを抱えていて、普通でありたいと願っているのに…という立ちはだかる壁を切なく繊細に描きました。




小野花梨は難役を見事に演じ、風間俊介もしっかりサポートしました。

こういうダークホースの秀作は喜ばしいです。





そして、夏ドラマ満足度ランキング1位にして夏ドラマアカデミー賞最優秀作品賞は…




1位

吉岡里帆、笑福亭鶴瓶主演

「しずかちゃんとパパ」…8.13

8.8.8.8.8.8.8.9




既にBSで放送され評価の高かった作品だけに、期待通りではあったのですが、




とかくお涙頂戴的になりがちなろう者を抱えた家族の苦悩ということにはならず、ろう者の父親も健常者の娘も明るくいがみあいながらも生きてきたというポジティブな感じがまず良かったです。




そして、父親に縛られてきた娘が父親離れするのが実に感動的でした。

夏ドラマ唯一9をつけた作品です。





夏ドラマは

「しずかちゃんとパパ」が作品賞、脚本賞、助演男優賞

「初恋、ざらり」が主演女優賞、主題歌賞

「VIVANT」が主演男優賞、演出賞

「最高の教師」が助演女優賞



と、割れましたので、上位は混戦でした。

皆さんはいかがでしたか?