初音がコンマス復帰できた「威風堂々」に感動…「リバーサルオーケストラ」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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や~~、「威風堂々」っていい曲ですね、やっぱり。

まだ第3話なのに、ポンコツ扱いだった玉饗がこんなにも素晴らしい演奏を聞かせてくれるなんて…。




そして、それは天才バイオリニスト、初音(門脇麦)がようやくコンマス復帰できた祝福すべき演奏でもありました。




日本テレビ 水曜22時

「リバーサルオーケストラ」第3話


主演…門脇麦

脚本…清水友佳子

演出…猪股隆一




このドラマ、3話までに尻上がりに良くなってきましたね。

これは脚本と演出が1話から3話まで替わらず同じ清水友佳子☓猪股隆一で来たのも大きいと思います。




主人公の初音(門脇麦)をはじめ、脇を固めるキャラクターもそれぞれより愛すべき人物に進化していて、あて書きされている良さもありますが、群像劇の連ドラ

としては理想的なあり方です。





遅刻常習犯だった蒼(坂東龍汰)は、オーケストラを続けさせてもらうことになり、初音の家に居候するようになり、その恩返しをしたいというまっすぐなひたむきさがあります。



その他にも朝陽(田中圭)を好きな恋愛体質の佐々木(瀧内公美)や、



元S響にいたのに玉響に居心地の良さを感じ移籍した年長者の穂苅(平田満)、

地味なセカンドバイオリンの土井(前野朋哉)

朝陽を支える事務局長の小野田(岡部たかし)

など、みないい感じでアンサンブルが取れているんですね。




今回は本宮(津田健次郎)の計略で引き抜かれ空席になったティンパニに、初音がバイオリニストデビューのきっかけになった元S響のティンパニ、藤谷(渋川清彦)が加わりました。




藤谷を勧誘する初音の熱い言葉が、また門脇麦の凄みを感じさせました。




更に、初音の妹の奏奈(恒松祐里)も玉響のSNS担当になり、自分のせいで初音がオーケストラをやめてしまったことを悔いているのも、初音が復帰できた時の感動につながりました。




田中圭演じる朝陽の「威風堂々」の指揮も単純にカッコ良かったですね。





今回の評価は…8

これは昨夜の回の記事ではなく、先週のものです。お間違いないように。遅れてしまい申し訳ありません。