今年最後の記事は年間満足度ランキングです。
10位からカウントダウンで…
10位
山口紗弥加主演
「シジュウカラ」…7.75
今年は深夜ドラマに掘り出し物の秀作があり、このドラマもその最たる作品でした。
年下男や旧友と不倫に落ちるヒロインのヒリヒリした恋愛をじっくりと描きました。
9位
有村架純、中村倫也主演
「石子と羽男~そんなコトで訴えます?
~」…7.80
頭の固い検事志望の女性とイマイチな弁護士がバディを組み、日常のささいないざこざを解決していくユニークな弁護士ものでした。
主演の2人があて書きでいきいきと演じていました。
8位
山下智久主演
「正直不動産」…7.80
不動産がらみのさまざまなエピソードを面白く見せてくれました。
営業成績第一の主人公が顧客優先の考えに変わっていくさまを楽しんで見られました。
山下智久と山﨑努の「クロサギ」以来の共演というのもご馳走でした。
7位
間宮祥太朗主演
「ナンバMG5」…7.80
バリバリのヤンキー一家に育った主人公が脱ヤンキーの高校生活を貫こうとする話でしたが、友情の熱さや家族の強い絆が感動的でした。
6位
長澤まさみ主演
「エルピス~希望、あるいは災い~」…7.90
力のある政治家が警察や司法をねじまげて真実を歪めてしまうことや、権力に屈して報道も弱腰になること。
現実に起きていることを描いて世に問う
という骨のある社会派ドラマでした。
5位
堤真一主演
「妻、小学生になる」…7.90
死んだ妻が小学生にのりうつって、失意の夫や娘を元に戻すというヒューマンドラマでした。
名子役の毎田暖乃が石田ゆり子に見える大人の演技を見せて、非現実な設定ながら引き込まれるヒューマンドラマになっていました。
4位
杉咲花主演
「プリズム」…8.00
好きになった男性が、かつて愛した男性がいたバイセクシャルで、ゲイであるその男性と3人で繰り広げる恋愛模様。
性の多様性を認める時代になりつつも、いれいろ障壁がある葛藤を描きました。
3位
菅田将暉主演
「ミステリと言う勿れ」…8.00
私めは連ドラの原作の小説はまだしも、漫画は読んだことがありません。しかし、これはドラマを見ていたら、原作はどうなっているか知りたくて珍しく後から読みました。
原作のセリフがかなり活かされていましたが、見ごたえある独特の作品でした。
2位
仲野太賀主演
「拾われた男」…8.10
松尾諭の自伝的エッセイをもとに、現実にあったことがまるでファンタジーのようでもあり、不思議な肌合いの作品でした。
仲野太賀と伊藤沙莉にはまた機会があれば共演してほしいです。
そして、年間最優秀作品賞はもうお分かりでしょうが…
1位
川口春奈主演
「silent」…8.18
秋ドラマては主題歌、脚本、演出、助演女優、助演男優、作品の6冠を獲得しました。
散々見てきた恋愛ドラマですが、まだまだ新たな切り口や見せ方があるんだなと感心しました。
コロナ禍でいろいろ諦めたり、沈んでいた人にポジティブに前に踏み出す活力を与えてくれたのではと思います。
奇しくもこのドラマの主題歌を紅白歌合戦で聞きながら、この記事を書いています。
今年もいろんなドラマに楽しませてもらいました。
来年も良い作品にめぐり会えますように。
1年間、ご愛読いただきありがとうございました。
良いお年を!