名子役の競演で泣けた…「PICU」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマは小児医療がテーマですから患者役の子役さんのキャスティングが重要で、どの回も選ばれている子たちが良い演技をしていますね。





今回は拡張型心筋症で前回函館から搬送されてきた圭吾役の柊木陽太くんと、そのカノジョ、優里役の稲垣来泉ちゃんの好演に泣かされた私めですが、





連ドラ好きの読者の皆さんなら、この子たち見たことあると思われたことでしょう。2人とも今をときめくエース子役ですからね。





フジテレビ 月曜21時

「PICU~小児集中治療室~」第6話


主演…吉沢亮

脚本…倉光泰子

演出…相沢秀幸





まず柊木陽太くんですが、「最愛」では高橋文哉演じるヒロインの弟役の幼少期、「ミステリと言う勿れ」では菅田将暉演じる主人公久能の幼少期、そして現在放送中の「拾われた男」では草なぎ剛演じる主人公の兄武志の幼少期を演じている子役さんです。






これだけの名作でキャスティングされているところに凄みを感じますね。




一方、稲垣来泉ちゃんですが、「TWO WEEKS」で三浦春馬の娘役、「オールドルーキー」で綾野剛の娘役、「ちむどんどん」で黒島結菜の幼少期を演じていて、こちらも現在トップクラスの子役さんです。




さて、その柊木陽太演じる圭吾ですが、意識を取り戻すと心臓移植の登録をした方が良いのに、圭吾本人は頑なに拒みます。




更に、圭吾はどうせ死ぬんだからと、やさぐれていて、せっかくカノジョの優里が寄せ書きや願いが叶うお守りを届けても、破ったり放り投げたりと荒れています。





しかし、志子田(吉沢亮)は隣のベッドにいる白血病の少女、日菜ちゃんのアドバイスで、圭吾は怖いんだから怒らず話を聞いてあげることにします。





話を聞けば、圭吾が心臓移植を拒むのは自分のために誰かが死ぬのを待つのがイヤだと言います。

なるほど、そういう考えもあるのかと思いましたね。




志子田は圭吾のために、札幌を東京のつもりでまわる修学旅行を行うことに。





当初は乗り気でなかった圭吾ですが、その途中で、優里と函館の同級生たちが待ち構えていて、バスに乗っている圭吾にエールを送ったら元気に手を振り返しました。




1人バスを追って、圭吾に将来一緒にやりたいことを言う優里に泣かされました。




まっすぐな心がすさみ乾いていた圭吾の心を癒やし、生きる気力を与えました。




医療だけではできないことをやったのは、志子田のまっすぐさからでもありました。





吉沢亮が演じるとまっすぐさが、ウソくさくないのが良いですね。




今回の評価は…8