新田から初めて純愛の匂いが…「純愛ディソナンス」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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タイトルに純愛をつけている割に、このドラマは冴(吉川愛)から新田(中島裕翔)への思いは、十分に描かれてましたが、




新田はどこまで冴が恋愛対象だったかはイマイチ明確には描かれないまま、5年後になってしまいました。




…なので、前回のバッグハグは唐突にさえ感じたのですが…





フジテレビ 木曜22時

「純愛ディソナンス」第5話


主演…中島裕翔

脚本…倉光泰子

演出…土方政人




今回は前回にも増して、人物がからみあうこと、からみあうこと!




その台風の目ともなっているのが、それぞれ腹に一物ある愛菜美(比嘉愛未)と路加(佐藤隆太)で、




2人は新田と冴を出張先のホテルで2人きりにして、一夜を共にするかどうかの賭けをします。

なかなか悪趣味な賭けですね。





そんな賭けのことなど知らず、2人きりになると、冴は思い出話をします。




一緒にケーキを食べたこと。

それを新田も忘れてはいませんでした。





仕事の時や、碓井家の人々の前では見せない穏やかで優しい表情を浮かべ話す新田。





なんだ、やっぱり新田にとっても冴との高校での日々はいい思い出だったのだと分かり、初めて新田から純愛の匂いがしました。





そんな思いにかられたからこそ、振り払うように冴と一夜を共にせず帰宅した新田は愛菜美を抱いたんでしょうね。





新田のそんな心の揺らぎを愛菜美は気づいているかもしれません。




冴への嫉妬心は毒牙となり、冴を更に苦しめそうです。

冴をアシスタントに使うようですが、何をするつもりなんでしょうか。





純な部分や良心を圧し殺して働いている新田に冴は変化をもたらしているようです。中島裕翔は微妙な表情の変化を繊細に演じてますね。




何をしたいのかイマイチ分からないのは路加で、愛菜美の父の碓井(光石研)に恨みを持っているので、何かしらの復讐をしたいんでしょうが、





愛菜美を苦しめたところで、碓井は何とも思わなさそうですから、的外れなことを策士ぶってやっているようにしか今のところは見えません。





そして、何といっても冴の毒母、静(富田靖子)の再登場ですよ。

関係を断っていたのに、冴の住むシェアハウスに来てしまいました。




出ていけと言うのにテーブルにしがみついて足をバタバタするのには笑いましたね。

金を横領したのか、バッグを抱え逃げ回っているようです。厄介なことになりそうですね。





今回の評価は…7