ヤンキーといじめられ優等生の固い友情…「ナンバMG5」第4.話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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男くさいドラマすぎるのか、やはり暴力シーンに女性視聴者は抵抗があるのか、このドラマ、同じ時間帯の「悪女」に視聴率的には完敗のようです。





フジテレビはどの視聴者層を狙ってこの企画にしたんですかね。

あまり連ドラを見ないオジサン層には刺さるドラマですけど…。





フジテレビ 水曜22時

「ナンパMG5」第4話


主演…間宮祥太朗

脚本…金澤達也

演出…尾﨑隼樹




今回は2段構成で、前半は学校は違えどまっすぐな気持ちを持つヤンキー同士である剛(間宮祥太朗)と、伍代(神尾楓珠)、大丸(森本慎太郎)の友情が描かれ、




後半は中学の時に高校では二重生活を送るという動機を与えてくれた関口(岩男海史)との友情が描かれました。





この関口といういじめられキャラの優踏生が実は剛にとっては大きな存在だったんですね。




家は貧乏だけど、いつか建築家になりたいと夢を語った関口に感化され、剛も一生懸命勉強して白百合に入って好きな絵を描くという目標ができたのです。





偏差値は無いに等しかった剛は、親に内緒で図書館で猛勉強を始めます。

ヤンキー姿で勉強する剛はバカにされますが、関口が毅然とそいつらに食って掛かってくれました。





それでまた奮起して剛は見事に白百合に入れたので、義理堅い剛は恩返しに、今、関口に万引きをやらせているヤツらをこらしめてやろうかと申し出ます。





しかし、関口はそれを断り、自分には味方がいると思うだけで心強いと、1人でいじめっ子たちに刃向かい、金で雇われたヤツらにボコボコにされます。




こらしめてやろうとした剛は不意をつかれて頭を殴られ、やられても耐えた関口の強さを身をもって知ります。




結局は、主犯格の卑劣なヤツをぶん殴り、剛はその場を去ります。




一度殴られたくらいでは、卑劣なヤツは改心するわけもなく、関口の入院先に現れて、関口からもう特服の男に自分に手を出さないように言って頼み込みます。




そんなヤツに珍しく関口は声を荒らげ、友達だから僕のことを助けてくれたんだよ!そんな友達、おまえにいるか?




このシーンは感動しました。

関口が剛を強くし、剛が今度は関口を強くした、2人の友情にもらい泣きしました。




美術部員に正体を明かしていたら、大丸がドッキリですとケムに巻いたシーンも、大丸らしい優しさで好きなシーンでした。




今回の評価は…8