仁和はブラックなのか?「ゴシップ」第10話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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安藤政信って善悪が判別しにくい、あやしげな役が合う役者さんですよね。




このドラマではいつも瀬古(黒木華)に味方してくれて守ってくれる善人役っぽかったのですが、安藤政信だからな~と内心怪しんでいたら、案の定、ここに来て仁和が黒い顔を見せ始めました。





フジテレビ 木曜22時

「ゴシップ~#彼女が知りたい本当の〇〇~」第10話


主演…黒木華

脚本…関えり香

演出…石川淳一




仁和から瀬古に2つの疑惑を調べてくれと依頼があります。




1つは永鳥社というクスノキ出版のライバル会社がやっている文学新人賞で、選考委員長が買収されている出来レース疑惑。




もう1つはインターネオという企業の就職詐欺疑惑。




編集部のメンバーは手分けして調べることになりますが、新人賞の審査委員長の結城にアポを取ると瀬古だけが呼ばれます。




実は結城の妻、美波(鈴木砂羽)は仁和の元妻で、瀬古のことも知っていて、瀬古が仁和を好きなのも感づいたようで、





自分が仁和を大好きだった昔の私みたいと皮肉まじりに言います。




疑惑を調べる中で、瀬古は結城が目が見えなくなり、最近は美波が代わりに書いていることを見破ります。




仁和と結婚する前から好きだった結城を愛しているからこそと美波に言われ、瀬古は愛するという感情が自分には分からないことを知ります。




例によって愛用の辞書で調べても理解はできないのです。

そんな瀬古を見守る根津(溝端淳平)の憂い顔が切なかったですね。




美波は仁和のことを信じてはいけない、怖い人だと瀬古に告げましたが、その言葉通りに、




なぜ2つの疑惑を調べさせ、永鳥社については記事にさせ、就職詐欺疑惑は記事にさせなかったかが分かりました。





すべてはインターネオとの吸収合併を、永鳥社を蹴落とし、インターネオの弱みを握り、より良い条件で合併するためだったのです。




仁和はしたたかな策略家でした。

瀬古は利用されたのです。

最終回はどんなオチになるんでしょうか?





今回の評価は…7