今回は万理華(毎田暖乃)と母親の千嘉(吉田羊)について、いろいろとわかってきました。
ネットでも評判ですが、吉田羊の演技がホラーみたいな怖さで、冒頭の車に近づいてきてボンネットや窓を叩くのも、
万理華が圭介(堤真一)と話しているところへ帰ってきてキレ始めるのも、恐かったですね。
吉田羊って無表情だと恐い顔なんだなって改めて思いました。
TBS 金曜22時
「妻、小学生になる。」第4話
主演…堤真一
脚本…大島里美
演出…大内舞子
今回で分かったのは、千嘉は夫のDVで離婚し、今は夜勤の弁当屋のバイトで働きながら、万理華を養っているようです。
万理華とは昼夜逆転の生活のため、だから万理華は割と自由に動き回れるんですね。
千嘉は愛想の悪い接客をするので客とのトラブルも多そうで、そこでたまったストレスを優しくしてくれる男との交際で晴らしていたようです。
しかし、その男が妻子持ちだと今回バレてしまい、騙されていたと分かりました。
育児放棄というより、生活に疲れているために家事をせず、万理華もほったらかしと分かったのですが、
球技大会を見に行き、そのための弁当まで作ったのに、男に誘われたらそちらへ行ってしまうのは、自分優先の母親なんだなと、万理華が不憫になりました。
あと、気になったのは万理華がマンガを友だちと交換ノートで描いていたようなんですが、
貴恵(石田ゆり子)の人格が入ったからなのか、今までのようにマンガを描けなくなり困っているようで、
万理華としての記憶もおぼろげになっているということでした。
…ということは、生まれつき中身が貴恵なのではなく、どこかで身体を乗っ取られたということなんでしょうか?
父親のDVとかがからんでいるんですかね。
まだまだそのへんは謎のままですね。
万理華の身を案じて、入ってきた圭介が、千嘉に生まれ変わりのことを喋ってしまいそうですが、どうなるでしょうか?
今回の評価は…8