私めが最終回まで見たドラマを対象に勝手に選んでおります春ドラマアカデミー賞。
今日は主演女優賞、主演男優賞を発表します。
まずは最優秀主演女優賞から。
私めが春ドラマで最終回まで見たドラマの内、女優主演作品は6本でした。
6人についてまず寸評します。
松たか子
「大豆田とわ子と三人の元夫」
演技もさることながら、自ら歌うエンディングテーマがいろんなバージョンがあり、歌唱力にやはり舌を巻きましたね、映像も凝っていたし…
クセの強い男優たちとからんでも主演女優然とした確固たる存在感は流石でした。
川口春奈
「着飾る恋には理由があって」
大河ドラマの代役をしっかり勤めて以降、私めのこの人への評価は上がりましたが、このドラマも悪くなかったです。
横浜流星と自然に相思相愛な感じを醸し出すのが特に良かったです。
まだまだ成長しそうな女優さんですね。
沢口靖子
「小吉の女房2」
沢口靖子の沢口靖子らしさを失わないスゴさを讃えた作品の続編でした。
前作に比べて夫や息子がフィーチャーされがちで、沢口靖子の良さは出せてない不満はありましたが、凛とした強さは相変わらずでした。
芳根京子
「半径5メートル」
こちらも今が伸び盛りという感じの若手の実力派。
今回は身近な話題の記事を書く班に異動させられた雑誌の記者。
先輩記事たちに導かれ成長していくさまを今回は堅実に演じました。リアクションの演技に特に卓越なところを見せる人なので役にも合っていました。
北川景子
「リコカツ」
強烈キャラの夫・紘一に妻として尽くそうとしながら、自らの仕事も大切なために両立がうまくいかず、悩める咲を、十分共感できるキャラとして演じました。
この人らしい真っすぐさや真摯さかリコカツという不思議な関係性も気にせず見られるようにしたのだと思います。
吉田羊
「生きるとか死ぬとか父親とか」
まず毎回のようにあったラジオの悩み相談のコーナー。そのパーソナリティぶりが吉田羊自身が番組やれるのでは？って思えるほどハマってました。
老齢の父親と向き合う妙齢の娘の複雑な思いを実にナイーブに演じ、共感を呼びました。
以上６人の中から最優秀主演女優賞に選んだのは…
北川景子
「リコカツ」
これまで北川景子の連ドラ主演の代表作は「家売るオンナ」としか言いようがなかったんですが、この作品も加えることができそうです。
北川景子の良さが余す無く出ていた役だったと思います。
なるほど北川景子ってこういう役をこう演じさせると良いんだなというお手本になったのではないでしょうか。