普通に面白い入れ替りラブコメ…「あのときキスしておけば」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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脚本が大石静で、主演が松坂桃李、脇に麻生久美子、井浦新、三浦翔平と揃っての入れ替りもののラブコメなら、それなりに面白くなるんだろうな…というのが見る前の漠然とした予想でした。




いざ初回を見たらやはりそれなりに面白かったんですが、いろんなことが重なり、あまり見ていてテンションは上がりませんでした。




テレビ朝日  金曜23時15分
「あのときキスしておけば」第1話

主演…松坂桃李
脚本…大石静
演出…本橋圭太




まず、このドラマ、タイミングが悪いのは、前クールに「天国と地獄」というかなりインパクトのある入れ替りものの秀作が放送されたばかりであること。




第2に春ドラマの中でもスタート日が遅く、今クールはやたらと恋愛ドラマが多いために、かなり食傷気味の中、始まらざるをえなかったこと。





第3に同じ松坂桃李主演で先にNHKで「今ここにある危機と僕の好感度について」が始まっていて、こちらもコメディでヘタレな感じの主人公という点が似ていて、こっちもか…という後発ゆえの残念さがあったこと。





そんな作品自体とは関係ない3つの不幸が重なって、割とテンション低めで初回を私めは見てしまったのです。





とはいえ、自分の好きな漫画にだけは熱く語り出すオタク的な感じや、恋愛にうとい童貞っぽさとか、NHKの役よりこちらの方が松坂桃李には向いた役には思えました。




正体を隠している漫画家、巴(麻生久美子)に桃地(松坂桃李)がいいように使われていくプロセスなども、イキイキと演じてましたしね。





脚本が大石静のオリジナルですから、松坂桃李の役も麻生久美子の役も、役者にあてて書いている強みがあり、麻生久美子の奔放な漫画家っぶりとかお見事なハマりっぷりでしたね。




今回のラストで飛行機事故が起きて巴の魂は、井浦新演じる隣席のオジさんに乗り移ってしまうので、麻生久美子の出番が減るのが残念なくらいです。




次回からは松坂桃李と中身は麻生久美子でも外見は井浦新との変則「おっさんずラブ」状態になるようです。




書くことが少なかったら、見るけど記事は書かないってことにもなるかもしれません。
様子見します。





私め的には桃地が働くスーパーのおばちゃん社員二人(猫背椿、阿南敦子)がお気に入りキャラです(笑)




今回の評価は…