2020秋ドラマアカデミー賞…最優秀主演女優・男優賞 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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続いては秋ドラマの最優秀主演賞です。


まずは最優秀主演女優賞から…




私めが最終回まで見た9作品の内、6作品が女優さん主演でした。
その6人を寸評と共にご紹介します。



有村架純
「姉ちゃんの恋人」


両親の死後も明るく元気に弟たちと暮らす肝ったま姉ちゃん役は「明るく元気に」は合っているけど「肝ったま」はどうかなと危惧しましたが、この人なりに演じてくれました。




森七菜
「この恋あたためますか」


連ドラ初主演とは思えないほど、胆のすわった主演ぶりでした。まだ才能の一端しか見せてない感じでちょっと末恐ろしい女優さんです。




波瑠
「#リモラブ~普通の恋は邪道~」



波瑠って「あさが来た」のあさは良かったんだけど、その後この人ってどんな役がよいのか、イマイチつかめずにいました。この役は波瑠のある意味、新境地を開きました。




深田恭子
「ルパンの娘」


前作でも評価しましたが、こういう役こそ深田恭子の真骨頂なんです。アクションシーンでキリッとする変わり身にまたゾクゾクさせられました。




木村佳乃
「恋する母たち」


ヒロインなのに、あまり魅力的に描かれず、共演の仲里依紗、吉田羊に食われてしまい気の毒でした。木村佳乃自身が悪いわけではありません。




柴咲コウ
「35歳の少女」



ずっと意識不明のままだったのが目ざめて身体は35歳でも知能や心は子どものままという難役でした。普通の35歳になっていく過程を巧みに演じていました。





以上6人、誰が一番良かったかと言えば深田恭子になってしまうんですが、前作で評価済みですので、あえて別の5人から選びました。




最優秀主演女優賞は…



波瑠
「#リモラブ~普通の恋は邪道~」




多くのシーンをマスク着用で、目の演技と心の声で表現するという前代未聞の主演女優となってしまいました。




そんな制約の中でよく頑張ったという敢闘賞的な最優秀主演賞です。




どちらかといえばあまり器用に演技をする人ではないので、仕事はできても恋愛には不器用な感じがリアルでもありました。





続いては…最優秀主演男優賞



こちらは3人だけ。まずは寸評から。



中井貴一
「共演NG」



期待しましたが、作品が宝の持ち腐れ、中身がどうにもこうにもでした。
ちゃんと大人の恋愛ドラマを作ってほしかったです。




妻夫木聡
「危険なビーナス」



こちらもせっかく久しぶりの妻夫木聡でしたが、主人公のからみようが終盤になってからやっと良くなる展開で残念でした。





玉木宏
「極主夫道」




9月まで出ていた「竜の道」のハードボイルドな役から一転、見た目は極道そのものなのに家事はパーフェクトのスーパー主夫というぶっ飛んだ役をあっけらかんと演じました。




以上、3人の中で最優秀主演男優賞に選んだのは…




玉木宏
「極主夫道」




いや~楽しませてもらいました。
演じてる本人も振りきって演じられて楽しかったんじゃないですかね。
役者としての玉木宏の度量の大きさを感じました。



ぜひ、続編を見たいです。




最優秀主演賞は奇しくも「あさが来た」のペアになりました…たまたまですが(笑)




このあと、秋ドラマの満足度ランキングと最優秀作品賞を発表します。
お楽しみに‼️