楽しめそうなユニークドラマ…「ミス・ジコチョー」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

初回はちょこちょこ気になるところが無かったわけではありませんが、これは他の連ドラと毛色が違って、そのユニークさを楽しめそうなドラマです。




NHK  金曜22時
「ミス・ジコチョー~天才天ノ教授の調査ファイル~」第1話

主演…松雪泰子
脚本…八津弘幸
演出…福井充広




私めは自分自身は至って凡人なので、変人キャラの主人公のドラマはおおむね好きなんです。




なので、今クールの中ではこの作品に期待していました。




キャラだけではなく、主人公の設定が天才工学者で、事故調査委員会のメンバーとして大事故の原因を究明するという設定にもひかれました。




事故調査委員会とか言われると、いろんな分野のおじさんたちが顔を揃えて、小難しいことを話し合うみたいなイメージですが、




そこに場違いみたいな感じで存在し、おじさんたちが無難な方向で話をまとめようとするのに異を唱えるヒロインは魅力的でした。





失敗から起きた事故を再発しないように、失敗を突き詰め失敗から学ぶ…主人公の信念はなるほどと興味深く思いました。




ただ、いくらか変り者でも、死者の出ている事故の関係者に「面白おかしく話して!」って言うのには違和感というか嫌悪感がありましたし、




南の島での実験もあまりに現実離れしすぎていて、そこまでしなくても…とちょっと呆れました。




しかし、松雪泰子はちょっと浮世ばなれした感じがあって適役だし、堀井新太の助手も振り回されっぷりも合ってて、コンビネーションは悪くありません。




松雪の親友でサポートしている秘書の須藤理彩も頼もしげな存在です。





この先、どんな事故にどうアプローチするのか楽しみな初回でした。





今回の評価は…