偉大なるマンネリドラマ…「ドクターX」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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ま~「水戸黄門」みたいなもんですよ、このドラマは。
お約束をお約束通りに見せて、お客さまに満足していただく…それでいいわけですから。




余計なことをしてはいけない…キャストもスタッフも我慢が必要でしょうね。
米倉涼子がやめたがっているらしいのも分かる気はします。




テレビ朝日  木曜21時
「ドクターX~外科医・大門未知子~」第1話

主演…米倉涼子
脚本…中園ミホ
演出…田村直己




とはいえ、いつも同じというわけにもいかないので、シリーズごとに新メンバーを入れ込んでくるわけです。




今回の第6シリーズでは東帝大学病院は経営悪化になり、このままでは破綻するので、企業再生のプロで医師免許も持つ丹下(市村正親)が乗り込んできます。




普通のドラマだと芝居がかった演技が浮きがちな市村正親ですが、このドラマのようにハッタリのきいたドラマではあまり気になりませんね。




経営再建のため邪魔にされた蛭間(西田敏行)はあっさり逮捕され、初回で早くも退場となりました。最終回近くに戻ってくるかもしれませんが…。




今回もやたらとありましたが、私めはこのドラマでの西田敏行のアドリブの捨てゼリフが楽しみの1つなので、それが聞けないのは残念です。




てっきり蛭間と丹下の対立の構図になるかと思っていましたが、見込み違いで、丹下や彼が呼び寄せた医師たちと大門の対決になるようです。




外科部長のユースケ・サンタマリアはまだしも、内科部長役の清水ミチコはちょっとどうですかね。腕の良い名医にはどうにも見えませんけどね。




丹下の右腕的な事務長を武田真治が演じているのは面白いですね。
企業再生のプロだけに金銭面には厳しくて神原(岸部一徳)がギャラを請求しても、損害額をたてにつっぱねるあたりは、ちょっと今までと違って面白かったです。





しかし、松坂慶子演じる食堂のおばちゃんは何者なんでしょうね。あんな大金をくれるとは。タダ者ではない気がします。





今回の評価は…